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Mercury Prize 2020 候補作品
英国もしくはアイルランドで毎年最も優れたアルバムに対して贈られる音楽に関する賞。music I guessでは優勝者よりもノミネート、候補作品に重きを置きます。全12作品からどんな宝石が飛び出すか? 一押しはLanterns on the Lake 、ソングライティングとしてはGeorgia、ゴージャスなのはStormzy 。

候補アルバムは以下の12作品。

01.

FIBS
Anna Meredith

Scotland/SW/近代音楽,実験音楽,元シンフォニーオーケストラのSW

❸/1879.<左の黒丸はアルバムの曲順、右の4ケタの数字はmusic I guessの2020年pickup通しナンバー>
Calion
電子音だがシンフォニーを感じる。イギリスはこういった実験的なところもしっかりと光を当てるのがいいですね。

02.

how i’m feeling now
Charli XCX

Cambridge-UK/SSW/electronic-pop
みんなと同じはいや!と言わんばかりの個性的な趣向。

❸/1880.
claws
スネアの一の金属音、ゴロのいいフックにメロディアスなサビ。最後まで遊び心満載。

03.

Future Nostalgia 2020
Dua Lipa
london/SSW
王道のポップナンバーが勢ぞろい、中でも④のレディガガ路線のキラーチューンが目立った。

❹/1881.
Physical
もうヒットの要素は整っているって感じ。よくできたサビと疾走感、そしてパフォーマーの魅力。


英国ロック・グッズの祭典「THE BRITISH ROCK」

04.

Seeking Thrills
Georgia
UK/electronic-pop,multi-奏者

❶/1882.
Started Out
Padのバッキングでスタート、そしてまさかのベース・グルーヴでダブルイントロ。ヴォーカルが入ってからはPadとベースが支配して心地いいグルーヴ。
❸/1883.
Never Let You Go
バンドライブに向けてのイメージ&センスがよくわかる作品。ライブを意識してつくっているのでしょうか?おそらくそんな気がします。疾走感とキメがスリリング。 
⓭/1884.
Never Let You Go - Alternative Version
❸と同曲ですが、あえてリストオン。少し歪を加えたようなヴォーカルが刺激的。

05.

Hoodies All Summer 2019
Kano

London/rapper,Grime

❶/1885.
Free Years Later
壮大なイメージのイントロから、個性的なラップが情熱的に、曲が進むにつれてどんどん激しくなる。バックトラックは逆にゆったりと包み込む。ラップがフィニッシュになるところのアレンジ、かっこいい。

06.

Spook the Herd 2020
Lanterns on the Lake 
Newcastle-UK/Indie-rock

❸/1886.
Every Atom
美しいメロディラインと大陸と海を思わせるトラックに情感たっぷりのヴォーカル、ギターのアプローチの斬新さ。
❼/1887.
Secrets & Medicine
トーンを落ち着かせたピアノに、絶妙のバランスのストリングス、そしてここでも情感たっぷりのヴォーカルが素晴らしい。映画のワンシーンを見ているようだ
❽/1888.
This is Not A Drill
圧倒的なバランスのバックトラック、激しいドラムの音もよくイコライジングされて心地いい。ライブではダイナミックなアレンジが更に生きてきそうだ。
❾/1889.
A Fitting End
アルバムのラストを飾る聴く側の動きを止めてしまうバラード。アコギの音、ベースの残響音もすばらしい。ここでもギターが斬新なアプローチを見せてコントラストを付けている。素晴らしい調整力をもったチームだ

アナログを買おう!
Spook the Herd 2020
Lanterns on the Lake

07.

Song for Our Daughter
Laura Marling 
Eversley-UK/folk/SSW
ほぼ毎年何かの音楽賞にノミネートされている1990年生まれの彼女は、すでに貫禄さえ感じるフォークシンガー。

❺/1890.
Blow By Blow
このバラードではアコギではなくピアノと弦楽をバックにしっとりと歌う。
❻/1891.
Song For Our Daughter
一転、アコギで静かに始まるバラード。ピアノにストリングスとが徐々に点火して、特に後半のメロディラインを追うようなストリングスのアレンジは感動的

08.

KIWANUKA 2019
Michael Kiwanuka
Muswell Hill-london/soul,Indie-rock

❺/1892.
Piano Joint (This Kind Of Love)
サビからの展開がいいですね、2コーラスからドラムもベースも入って007風に仕上がっていく。



09.

Dark Matter 2020
Moses Boyd 
Catford-London/jazz-drummer
ロンドンジャズの中心的人物と評される。

❺/1893.
Shades of You - Poppy Ajudha
technoなシンセがうねる中のクールなソウルフル・ヴォーカルは Poppy Ajudhaだ。ドラムは常に主張的
❽/1894.
2 Far Gone - Joe Armon-Jones
Joe Armon-Jonesのピアノを前面にf.50秒あたりからの、チューバ風のベースのリフのグルーヴが気持ちいい。あと8拍めの裏に入る「ストローで何か吸う音ぽい」のもけっこう耳について、だが悪くない。

10.

Every Bad 2020
Porridge Radio
Brighton-UK/Indie-rock

❼/1895.
この気だるい感じ誰かな?って思ったらクリッシー・ハインドに似てるんだわ。サビのキャッチーさは笑いが出るほど。

11.

Deep Down Happy 2020
Sports Team 
Cambridge-london/Indie-rock

❹/1896.
Camel Crew 
ヴォーカル・スタイルはパンク風なところが多いが、バンドサウンドはメロディアス・ロック。このナンバーも心地いいサビがすべてと言える。ポンと乗れる、Like It

12.

Heavy is the Head 2019
Stormzy 
Croydon-london/rapper,SSW

❹/1897.
Rainfall (f.Tiana Major9
哀愁を帯びたメロディアスなトラックが◎、後半から入るTiana Major9のパートももゴージャスだ。
❼/1898.
Do Better
フィンガースナップがシンプルなビートと合わさっていいグルーヴが生まれている。メロディックなパートもクールでグルーヴィン。
❽/1899.
Don't Forget to Breathe (f.Yebba)
二分ちょいのこのナンバーは美しく、切ないナンバーだ、イエバ<following>のキャスティングは超大当たり。⊳イエバの注目度
❿/1900.
Pop Boy (f.Aitch)
かっこいいドラムビートにリズミカルなラップがダンサブルだ。ブレイクのタイミングがR&Rみたいでもある。Like It



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