Bootsy Collins

アメリカの国旗
ジェームス・ブラウンとP-FUNKを繋ぎ、進化続けるブーツィー・“ジミー・ヘンドリックス”・コリンズ

「ファンクの怪物」ブーツィー・コリンズは、ベーシストとしてジェームス・ブラウン(JB)のバンドでキャリアをスタートさせ、その後P-FUNK(パーラメント/ファンカデリック)の核として名を馳せたリビング・レジェンドです。彼のベースサウンドは、まるで生き物のようにうねるディストーションやオートワウを駆使した唯一無二の存在感を持ち、「ブーツィー・“ジミー・ヘンドリックス”・コリンズ」と私は言っている。

単なるファンクの継承者ではなく、近年の作品(2023年など)では、ラリー・グラハムやヴィクター・ウッテンといったベーシストの巨匠から、ジョージ・ベンソン、さらにはヒップホップやカントリーまで、ジャンルや世代を超えた豪華なコラボレーションを展開。強烈なグルーヴを生み出すアッパーなファンクチューンだけでなく、心を揺さぶるメロウなバラードも彼の魅力の一つです。ブーツィーの時代を超越した革新的なサウンドは、今なお世界中のミュージシャンに影響を与え続けています。


▼ストリーミング記録



2025.11.現在/as of 2025.11.

01.

★★☆
Big Enough 1988
Guest performance in Keith Richards×Bernie Worrell×Maceo Parker
ファンクのレジェンドたちがトラックを固めた、ファンキーチューン。特にこれぞブーツィーというベースサンドは際立っている。キースのギターとファンクは絶妙。今の時代 (2022現在) キースをEDMにだれが引っ張り出すのか私は楽しみにしている。

02.

★☆☆
Jungle Bass (Jungle One) Longfrom Mix 1990
Bootsy's Rubber Band
13:11の壮大なブーツィーの世界、心地いいベースのノリをたっぷり楽しめる。


03.

★☆☆
Dance to the Music 2002
feat.One
プリンスの作品を彷彿とさせる音空間。軽快なリズムにポップなメロディ、リズミカルなハンドクラップ。超クールなナンバー。ヴォーカルもキュート。クレジットされてる「ONE」はおそらく韓国のラッパー

04.

★☆☆
All Star Funk 2002
feat.Can 7×Lady Miss Kier
トルコのシンガーソングライター「Can 7」にアメリカのシンガーソングライター「レディ・ミス・キアー」のヴォーカルが魅惑的なミディアムグルーヴ。随所に光るセンスはCan 7か?*Added album 


05.

★☆☆
Moma's Love 4Ever! 2008
冒頭はブーツィーのお母さんの声かな? そして赤ちゃんの泣き声に続いてポップな展開のナンバーがスタート。心地よい力の抜き具合、熱い熱いブーツィーの一瞬魅せる爆発寸前も数か所(笑)ソングライターは不明。




06.

★★☆
Boomerang 2017
feat.Justin Johnson
ナッシュヴィルのスライドギターの名手、ジャスティン・ジョンソンとのコラボは新しいファンクの姿を見せてくれた。この作品が創られた2~3年後には、ヒップホップとカントリーが結びつく。ブーツィーは一歩も二歩も先に進んでいた。

07.

★☆☆
Come Back Bootsy 2017
feat.Dennis Chambers×Eric Gales×World-Wide-Funkdrive
P-FUNK時代の相方ドラム、デニスに、テネシー州出身のブルースギタリスト「 エリック・ゲイルズ」


08.

★☆☆
When I'm Dancing 2019
極上のミディアム・ナイトグルーヴ。ベースの表情についつい気が行ってしまう。ヴォーカルの女性は不明だが心地いいぞ。

09.

★☆☆
The Power of the One 2020
feat.George Benson×The Williams Singers
P-FUNKにジョージベンソンというだけで💛した。内容は王道ミディアムファンクに、ジョージの繊細でクリアなギターが絡むという、想定通りの展開。

10.

★☆☆
WantMe2Stay 2020
feat.Larry Graham×Uche' Ndubizu×Branford Marsalis
ブーツィーとラリーのファンクベース大会、曲はキャッチーな展開のミディアムハイなナンバーで、アメリカン・アイドル出身の若きシンガーソングライター「ウチェ・ンドゥビズ」、そしてサックスはブランフォード。

11.

★☆☆
Stargate 2020
feat.Ellis Hall×Dr.Cornel West×Victor Wooten×Christian McBride
実に美しいバラード、イントロは特に美しい。哲学者ドクター・コーネルの参加も興味深い。あとは盲目のシンガーソングライター「エリス・ホール」、そしてスターベーシストがさらに二人。

12.

★☆☆
Stolen Dreams 2020
feat.Rod Castro×Brother Nature×Henry Invisible
バラードでのワウベースにファズベースの存在感。



13.

★☆☆
Bowise 2021
プリンスのムードを感じるポップなファンク、バックで流れるエレピ、ゴキゲンなサビのタイトな機械的なコーラスも◎。

14.

★☆☆
Hip Hop Lolipop 2022
feat.FANTAAZMA×Victor Wooten
ブーツィーとヴィクターのダブルベース、bpm108のファンクナンバー、タイトルにあるようにヒップホップとの融合。圧巻ベースソロはおそらくヴィクター、そして随所に煽りのビート、熱いナンバー。

15.

★☆☆
The Ickey Shuffle 2023
feat. Ouiwey Collins
ファレルが作りそうな軽快感にスティービーワンダーのようなビブラートのベース、JBのいうところの1拍目がしっかりと炸裂しているファンクアップ、ブラスも入って↗ 親子の共演だ

16.

★☆☆
We Play the Funk 2023
ここというときにカマスベースのコード引き、もうベースしか耳が追っていないような気になる。エフェクトサウンドも刺激的。ベース最高にカッコいい

17.

★☆☆
Funk Not Fight 2023
feat.BABY TRIGGY
筋金入りのタイト・ファンク

18.

★★☆
One Of These Days 2023
Guest performance in Jurki 69, Steve Stevens 
ピンクフロイドの代表曲、Steve Stevens は後半の暴れ具合以外はギルモアに忠実だがベースがヤバい、ブーツィーが名曲を別の生き物に変えてしまった。カヴァーは原曲をある意味で超えるか、別路線で極めるかでないと物足りないから好きじゃないが、これは凄いわ

19.

The Ickey Shuffle 2023
強い一拍目が粘着型のうねりをつくるグルーヴ。フックの連発のヴォーカルラインはリズミカルでノリノリ。ベースはループだが存在感バッチリ

20.

★☆☆
Funky And You Know It 2023
マカレナか古いところでレイパーカーのゴーストバスターズあたりのフレーバーを感じるキャッチーなナンバー





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