Sly & The Family Stone

アメリカの国旗
ファンクの原点と革新:スライ&ザ・ファミリー・ストーンが音楽史に刻んだ不変のグルーヴ

アメリカ合衆国テキサス州に生まれ、カリフォルニア州サンフランシスコを拠点に活動したスライ・ストーンは、ポピュラー音楽の歴史に革命をもたらした開拓者である。

1960年代後半に結成したスライ&ザ・ファミリー・ストーンは、人種や性別を超越した混成編成をいち早く取り入れ、サイケデリック・ロックとソウル、ファンクを高度に融合させた独自の音楽性を確立した。彼らの放つサウンドは、重厚な低音を支柱に据えつつ、多声コーラスと躍動するホーンセクションが幾重にも重なる重層的な構造を持つ。

全米チャート1位を記録した「Everyday People」や「Family Affair」などのヒット曲は、時代の精神を反映したメッセージ性と、聴き手の身体を突き動かす強烈な中毒性を共存させている。1993年にはその多大な功績が認められ、ロックの殿堂入りを果たした。

ソロ活動以降も、ジェフ・ベックやジョニー・ウィンターといった技巧派ミュージシャンとの共演を通じ、ジャンルの境界を押し広げる実験的な試みを継続している。キャリアの全域にわたって貫かれているのは、緻密なリズム構築と情熱的なヴォーカルワークが生み出す圧倒的な熱量である。

スライ・ストーンが提示した革新的なビートの解釈は、後世のヒップホップやR&B、ダンスミュージックに決定的な指針を与え続けている。


▼ストリーミング記録



2026.01..現在/as of 2026.01

01.

★☆☆
Dance to the Music - 7' Version 1968
タイトで軽快なリズムにキャッチーなフック、モータウンのムードもありつつ、そこはスライ、粘るようなうねりが徐々に展開していく、低音ブラスの印象的なリフはのちにミックジャガーがソロアルバムで同じようなリズムを使用している。中盤から以降は熱い熱い個々の楽曲紹介は省いて500文字くらいで


ファンク調のかっこいいナンバーだ


02.

★☆☆
I Want to Take you Higher 1969
ジミヘン旋風の真っただ中、ファンクの世界でも誰もがジミを目指した。情熱的なギターのフレーズが飛び交う中ビートは後半に向けてヒートアップしていく。たまらないノリだ。

03.

★☆☆
Everyday People 1969
8つ打ちベースのビートが心地いい、サビは大合唱になる。


04.

★★☆
Family Affair 1971
メロディ、アレンジなどもうこれしかないって出来栄え。スライのヴォーカルも味わい深い。


05.

★☆☆
Que Sera,Sera (Whatever Will Be,Will Be) 1973
これは今まで聴いたケセラセラとしてはトップレベルのかっこよさ。情熱以外の何物でもない。




06.

★☆☆
Let Me Have It All 1973
ワウギターが冴えるミディアムテンポのファンクナンバー、ブラスとオルガンがアクセントとなる。


07.

★☆☆
Who in the Funk Do You Think You Are 1983
ディスコブームが熟成された時代のナンバーは、ダンサブルで軽快なノリ。ブラスが華やかなアップチューン。リズムに沿うようにスライのヴォーカルが弾む。ギターがもっと前面に出たのなら、ヴォーカルと言いZZTOPに近いノリでもある。


08. Sly Stone名義

★☆☆
(I Want To Take You) Higher 2011 
Sly Stone×Jeff beck 
激しいファンクナンバーが、ジェフベックの参加でさらにハードにアグレッシブに。ソロは素晴らしいの一言。

09. Sly Stone名義

★☆☆
Thank You (Falettinme Be Mice Elf Again) 2011
Sly Stone×Johnny Winter
レジェンド×レジェンドのコラボ、泥臭いギターファンク。ループの中毒性に気が付いたら延々と続いてしまう。ノリに身を任せよう、演者もリスナーも。


10. Sly Stone名義

★☆☆
Colorblind 2020
Guest performance in Carla Cook
bpm140にさらに倍速の細かいリズムが走る、ジャズシンガー・カーラのヒートアップした歌いっぷりにスライはギターと共に渋く絡む。恐るべき疾走感


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