The Isley Brothers

アメリカの国旗
70年近く流れ続けるブラックミュージックの大河

オハイオ出身のソウル、ファンク、R&Bグループ。現代ポップ音楽のほぼ全年代に活躍するグループの一つ。時代に沿った楽曲の流れに沿いながら、独自のメロウ、ファンク、アコースティックなど多様な一面を作り上げた。全作聴き終えてその影響力の強さを思い知らされた。今ドナルドの全作品をMY-Lにオンしたところだ。

1960年代半ばには当時無名だったジミ・ヘンドリックスをツアー・メンバーに加えたことも興味深い。アイズレー名義ではリリースされていないがジミーのアルバム、コンピレーションで聴くことができるようだ。数曲聴いたがやはりジミーのギターは色っぽい。


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Isley Brothers: The Complete RCA Victor & T - Neck Album Masters, 1959-1983
オリジナルのマスターテープから新たにリマスター処理を施した紙ジャケのアルバムが23枚、英語のライナーノーツが1部、その日本語訳が1部。


2023.01.現在/as of 2023.01.

01.21.1871.

★★☆
Shout,Pt.1&2 1959
音は時代なりのものだが、このパワーは不変。ビートルズもカヴァーした彼らの代表的なパーティーチューン。ほぼ最強かと思う。


02.21.1872.

★☆☆
Time After Time 1962
1947年につくられシナトラが最初に録音したジャズのスタンダードナンバー。ロマンチックになる曲だ。のちのアイズレーのメロウ・バラードの先駆けにも思える。


03.21.1873.

★★☆
This Old Heart Of Mine (Is Weak For You) 1966
アイズレー、モータウン第一弾のシングルはザ・スプリームスに書かれたナンバーだった。作詞作曲はソングライター・チームのホーランド<ドジャー=ホーランドとシルヴィア・モイ>。いい曲、のちにロッドスチュワートのアルバム<1975年アトランティック・クロッシング>でこの曲を知った。

でさらにその後にロッド・スチュワート with ロナルド・アイズレーで1989年にシングルリリース。映像が入ると感情移入しちゃうからなるべくmusic I guessでは使わないようにしているが、Spotifyになかったもので仕方なくyoutube。





04.21.1874.

★☆☆
Lay Lady Lay 1971
このアルバムはジャケ写にもあるようにアコギを大胆に取り入れたナンバーが目立つ。この曲も12弦アコギのストロークで始まる10分23秒のロング尺。彼らもリハで気持ち良くてついついロングになったと推測する

05.21.1875.

★☆☆
Cold Bologna 1971
アコギのリフ、ミディアムテンポ、ワンコードで行けるところまで行く。一分、コードが上がってまたずーっと、ドラムだけのパートの後さらに上がってまたずーっと。これはこれで刺激的。基本的にワンコードの曲。



06.21.1876.

★☆☆
Love tne One You're With 1971
アコギとパーカッション、テンポ感のあるベースラインが印象的、どことなくドゥービーブラザーズを感じる。あと今思えばジョージ・マイケルのフェイスはこのナンバーに影響を受けたのかもしれない。


07.21.1877.

★★☆
That Ladym Pts.1&2 1973
超キャッチーなフックと、サウンドメイク。見事にドンピシャにハマったナンバー。シンセも印象r的、この曲でのジャムセッションもきっと心地いいだろう。

08.21.1878.

★☆☆
Don't Let Me Be Lonely Tonight 1973
ジェームス・テイラーのナンバーを彼らもカヴァーした、頭一つ抜きんでる名曲というものはジャンルをすっと飛び越える。そしてそのスタイルさえ変えてしまうこともある。カラオケになってるカヴァーは論外だが、吸収消化リボーンされているテイクは別だ。




09.21.1879.

★★☆
For the Love of You,Pts.1&2 1975
美しいメロディにぐっと引き込まれていく。穏やかなリズムは全編時計のように流れる


10.21.1880.

★☆☆
Harvest for the World 1976
12弦アコギのストロークで覆われたミディアム・ハイなナンバー、手拍子のしやすいbpm132あたり。

11.21.1881.

★★☆
(Are Your Best)You Are Love 1976
印象的なフックとメロディが美しいバラード、のちのアリーヤでこの曲を知ったわけだが、ほんとによく店でかけたものだ。

(Are Your Best)You Are Love 1994  
Aaliyah

12.21.1882.

★★☆
Let Me Down Easy 1976
落ち着いた気持ちになるイントロ、ヴォーカルが入ってメロメロにされる。なんてクリーミーなヴォーカルなんだろうか。素晴らしい


13.21.1883.

★☆☆
Livom' in the Life 1977
バックトラックの空間がリック・ジェームズのニュアンス、大きなうねりのあるグルーヴが気持ちいいファンクナンバー。


14.21.1884.

★☆☆
I Wanna Be with You.Pts.1&2 - Extended VErsion 1979
ミディアムハイなファンクナンバー、ワウギター効果がスライのスタイルに近い。サビがキャッチーでそのあたりもスライ風。

15.21.1885.

★☆☆
Rudy's Tune (How Lucky I Am) 1979
トーンを抑えたシンセパッドとキラキラするエレピの単音が見事なコンビネーション、ギターが入ってすかさずヴォーカルだ。ロマンチックなスローラブソング。I Love You So

16.21.1886.

★★☆
Love Comes and Goes,Pts.1&2 1979
なんて心地いいアコギのサウンド、ヴォーカルも優しくムード満点なスローナンバー。アイズレーのこのアコースティックな一面は私は大好きだ。


17.21.1887.

★☆☆
Go All the Way - Rehearsal 1980
アイズレーのナンバー中でも疾走感のあるナンバーに入る、ギターカッティングが際立つ。


18.21.1888.

★☆☆
Don't Let Up 1983
キャッチーなサビのリズムとメロディがいいファンクナンバー

19.21.1889.

World Series 1983
Chris Jasper
落ち着いたシンセパッドとパーカッションのクールなグルーヴのイントロからしばらく、絶妙のタメのスネアとスキャットで流れる。窓磨き時はこれをループ再生にしている。


20.21.1890.

★☆☆
Between the Sheets 1983
アイズレーの代表曲と言われている、邦題は「 シルクの似合う夜」70年代半ばにスモーキーロビンソンに始まるクワイエット・ストームの流れの80年代の主軸と言える。




21.21.1891.

★☆☆
Get My Licks 1992
アクセントのニュアンスがプリンスを思わせるファンクナンバー、スネアポジションの音も個性的、エフェクトベース、効果的なギターフレーズ。ハイセンスだ

22.21.1892.

★★☆
Brazilian Wedding song (Setembro) 1992
一度聴いたあら忘れないこの朝もやのような美しいナンバー、まさに夢の中のようなイメージ。こんな曲はそうそう書けない。聴けば強烈にロマンチックな時間になる。


23.21.1893.

★☆☆
Floatin' On Your Love
Ronald Isley
モジュレートされたキーボードとタイトなリズム隊。絶品のミディアムナンバー。バーでゆったりと過ごす時間に聴きたいナンバーだ。ライターはR.Kelly

24.21.1894.

★☆☆
Let's Lay Together 1996
Ronald Isley
ラララララ~♪ セクシーなスローバラード。ディープな大人のチークタイムだ

25.21.1895.

★☆☆
Holding Back The Years 1996
Ronald Isley
バーのナイトシーンをどれだけ演出してきたことだろう。メロウ&スムースナンバーの心地よさ。


26.21.1896.

★☆☆
I Just Want to Make Love to You 2017
feat.Santana
ロックフィーリング溢れるミディアムナンバー、ジミヘンの登場といった感じ。

27.21.1897.

★★☆
Love,Peace,Happiness 2017
feat.Santana
↑のナンバーから続くこの曲はシャッフルのヒートアップナンバー。それぞれのミュージシャンが熱さマックスで強烈だ。最高!

28.21.1898.

★☆☆
What the World Needs Now Is Love Sweet Love 2017
feat.Santana
↑の二曲に続くのはバカラック1965年作の美しいバラード、素晴らしいヴォーカルに絡むサンタナのプレイも光る。中盤からリズムチェンジで盛り上がっていく。スケールのデカいナンバー。

29.21.1899.

★☆☆
Let There Be Peace On Earth 2017
feat.Santana
パーカッシブなアルバムラストナンバーはドラマチックで、ともに制作したサンタナへの花道ともいえるナンバー。感動的、オーラスの「リン」も意味深い。もとはと言えば1955年にジル・ジャクソンミラーとシ・ミラーが国際児童合唱団のために作曲されたナンバー。



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