
ブルーグラスからEDMまで。Dragonetteが提示する「時代に流されない」ポップスの極致
2005年に結成されたカナダ出身の電子音楽ユニット、Dragonette(ドラゴネット)。フロントウーマンであるMartina Sorbara(マルティーナ・ソルバラ)の、エレクトリックとアコースティックのどちらにも見事に順応する歌声が最大の武器である。
彼らの特筆すべき点は、その驚異的な先見性だ。2007年から2008年にかけてリリースされた初期作品群は、現在のポップシーンを先取りしたような洗練されたサウンドを既に構築していた。シンセサイザーの印象的なリフとタイトな四つ打ちが融合した「I Got Around」や、リズムの妙が光る「Fixin to Thrill」などは、リリースから15年以上が経過した今なお色褪せることがない。
グループとしての活動だけでなく、Martinaは2002年にソロ作品をリリースしており、そのルーツにはオーガニックな音楽性が深く根付いている。近年の作品では「Outie」のようにアコースティックギターの音色を活かしたキュートな楽曲から、2025年リリースの「Love Me Alive」で見せる洗練されたビートトラックまで、その表現の幅は広がり続けている。
初期メンバーの脱退を経て音楽的な変遷を遂げつつも、常にポップスの核心を突き続けるDragonette。ダンスフロアを揺らすEDMナンバーから、余韻を残すバラードまで、彼女たちが紡ぐ13曲の軌跡は、時代を超えて聴き継がれるべきマスターピースである。
▼ストリーミング記録
2025.12.現在/as of 2025.12.
01.
★☆☆
I Got Around 2007
シンセの印象的なイントロ、ミディアムの四つ打ちナンバー。サビでギターがしっかり。
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02.
★☆☆
Fixin to Thrill 2008
リズムが最高にいい、ヴォーカルラインもリズミカルで◎
03.
★☆☆
Gone Too Far 2008
Aメロはブルーグラス+エレポップのイメージ、サビが展開としていい感じ。
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04.
★☆☆
Darth Vader 2016
ダースベーダー!ってフックがキマッテル。マドンナが歌いそうな見事なエレポップ。
05.
★☆☆
High Five 2016
グランドファンクのアメリカンバンドのリズムに乗ったキャッチーなフック連発のポップナンバー。
06.
★☆☆
Faith In Love - Kokiri's Back To '96 VIP Mix 2018
サビ後のキメのアレンジがグルーヴィンかつホットで◎
07.
★☆☆
We're All in This Together 2020
ミディアムテンポのバラード、サビのメロディが◎
08.
★☆☆
Slow Song (with Dragonette) - St.Lucia Remix 2022
Guest performance in ザノックス
ジャーニーのようなパッドシンセのリフが印象的なEDMナンバー。カウベルを利かせたボトムレスのパートもクール。
09.
★☆☆
New Suit 2022
タイトなビートトラックにポップでリズミカルなフック連発のヴォーカル。これはライブで盛り上がるに違いない。
10.
★☆☆
Good Intentions 2022
A、Bと余韻のあるボトムライン、サビではタイトに決めてくるリズムアレンジは旨味たっぷり。サビメロもリズミカルかつメロディアス。
11.
★☆☆
Outie 2022
美しく印象的なサビで始まる、アコギのストロークにキュートなメロが◎ 二回目以降のサビではボトムの深い際立つリズムでホットに↗
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12.
★☆☆
Love Me Alive 2025
軽快なビート&ヴォーカルライン、サビへの展開がスムース、洗練された気持ち良さの極み、人が集う場所でみんなで聴きたい
13.
★☆☆
Summer Thing - Extended Mix 2025
BPM121このテイクがグッと来た。分厚いボトムのサウンドにシンセバッキングにキャッチーなフック
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