大河のように、ゆっくりと感動が押し寄せる
オハイオ出身でNY拠点のインディーロックバンド。リズム隊の兄弟、ギター二人は双子と阿吽の呼吸がバンドの一体感を強固なものにしている。
表現力豊かで、個性的で他に類を見ないブライアンのドラムと、あまりにも同化していて聴き流してしまいそうだがメンバーの卒のないフレーズの数々は実に見事なもの。またギターのブライス・デズナーはサントラやクラシックの世界でも脚光を浴びつつある。そんな素晴らしいメンバーたちの母体がザ・ナショナルだ。
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2024.03.現在/as of 2024.03.
01.
★☆☆
Available 2003 - 2021 Remaster
ギターの響きとヴォーカルのイメージはデュランデュランを思わせる。ドライブ感が全体を貫く。中盤んで一息入れて↗へ。カッコいい
02.
★☆☆
Lucky You 2003 - 2021 Remaster
アコギのストロークは自然な響き具合。メロディはゆったりとした流れに癒しと許しと願いを含んでいる。いい気分になる。
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03.
★☆☆
Abel 2005
パワフルなビートが曲を貫くアップナンバー、サビのフック連発もインパクト大。
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04.
★☆☆
Mistaken for Strangers 2007
表現豊かなドラムが曲を引っ張る。一貫して熱い演奏。
05.
★☆☆
Squalor Victoria 2007
イントロからドラムが表情豊か、そしてストリングスが絡んで始まる。ピアノが入ってヴォーカルへとつなぐ。リズムだけで体が動き、フックの連発はここでも効果大。
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06.
★☆☆
Afraid of Everyone 2010
静かな始まりは物語の始まりというイメージ。ストリングスが情感を持ち上げる。ビートとギターが徐々に色を付ける。四つ打ちのリズムがぐいぐいとやってくる。
07.
★☆☆
Bloodbuzz Ohio 2010
難解なドラムのリズムで始まる、ヴォーカルが入ってそれはデヴィッドボウイのような音世界が展開される。じわじわとくるグルーヴは彼らの魅力の一つ。
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08.
★☆☆
I Should Live in Salt 2013
アコギとシンセパッドで始まる。タンバリンが鳴っている、フィルインからドラムが入るが普通にはやらない。際立つドラムのいい意味での裏切りが刺激的。
09.
★☆☆
Afraid of Anyone 2016 from Transpecos Original Motion Picture Soundtrack
獣のようなギターが印象的、2コーラスからビートが乗ってヒートアップしていく。全編を覆い被せるようなクワイヤもスケール感を感じる。High Violetに収録
10.
★☆☆
Dark Side of the Gym 2017
エレピの緩やかに広がる響きで展開するミディアム・ナンバー。特に中盤から以降癒しの展開が◎
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11.
★☆☆
I Am Eazy To Find 2019
ケイト・ステープルズと一緒に歌い始めるバラード。優しくてどこか物悲しさがある、待ち続ける歌詞だから。
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12.
★☆☆
Somebody Desperate - From"Cyrano"Soundtrack 2021
流れるようなピアノに哀愁感たっぷりのヴォーカル。ストリングスが感情を揺さぶってくる。
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13.
★☆☆
Space Invader 2023
けだるい感じのヴォーカルで展開していくシンプルな曲かと思いきや、4:00あたりから徐々に↗↗へと誘導するせり上がり、リズムも弾けだす。広がっていたものが一転に集中するイメージで激しくパワーを魅せる。いいねわれらが誇る日本のバンドMONOの極意だな
14.
★☆☆
Smoke Detector 2023
ギターリフとドラミングで軽快なドライブ感を出しているその上、ヴォーカルがクールにそして自由に展開する。後半はヒートアップ、情熱的なヴォーカルに負けずとギターも歌っている
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