Robert Palmer

イギリスの国旗
ジャンルを超越した音楽性とダンディズムを貫いた生涯|洗練されたソングライティングと圧倒的な歌唱力


イギリスが生んだ稀代のヴォーカリスト、ロバート・パーマーは、ロック、ソウル、ファンク、そしてレゲエまでをも自在に操る類稀な音楽的センスの持ち主である。

1970年代中盤にソロ活動を開始した彼は、常に時代の最先端を行くサウンドを取り入れ、自身のスタイルを確立した。その音楽性は一言で括ることはできない。初期の作品に見られる洗練されたバンドアンサンブルから、80年代を象徴する重厚なドラムビートと鋭いギターが絡み合うパワフルなロックまで、その変遷は音楽への飽くなき探求心の表れである。

彼の最大の武器は、色気と力強さを兼ね備えた唯一無二の歌声だ。低音からファルセットまでを使い分ける高い表現力は、グラミー賞において最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を二度獲得するという輝かしい実績に裏打ちされている。

また、彼が紡ぎ出す楽曲には、どこか都会的でミステリアスな、彼にしか出せない独特の情緒が漂う。

洗練されたスーツを纏い、マイクを握るその姿は、音楽のみならずビジュアル面でも強いインパクトを残した。2003年9月26日(54歳没)


▼ストリーミング記録



2026.01..現在/as of 2026.01

01.

★☆☆
Keep In Touch 1976
AORのようなイメージのバンドサウンド、ヴォーカルはロングトーンが印象的なソウルフルなスタイル。


02.

★☆☆
You're Gonna Get What's Comming - 7" Mix 1978 / 2005release
ロバートのメロディの特徴がよく表れているアップチューン。

03.

★☆☆
Bad Case Of LovingYou (Doctor.Doctor) 1979
グラミー賞 最優秀男性ロックボーカルパフォーマンスにノミネートされたナンバー、疾走感あふれるロックナンバー、最高にゴキゲンだ。


04.

★☆☆
Looking For Clues 1980
時代と共に、変化をしていくロバートのヴォーカルも、若きこの時代はファルセット多用で、イメージがずいぶん違う。

05.

★★☆
Addicted To Love1985
ロバートの持ち味炸裂のミディアム・ロックナンバー。ビートに魂を込めるように歌うロバートは素晴らしい。シンセのリフもカッコいい。





06.

★★☆
I Didn't Mean To Turn You ON 1985
パワードラムにクールなヴォーカル、いいフレーズのベースがカッコいい、ミディアム・ハイなナンバー。

07.

★☆☆
Discipline Of Love 1985
おそらくシンセベースだと思うが、パワードラムにディストーションギターにシンセブラス。全体にファンクのスタイル。

08.

★★☆
Simply Irresistible 1988
リズムのイメージはマネーフォーナッシング、またこのパワードラムは1985年のザ・パワーステーションを思わせるサウンドだ。ビートとヴォーカルがとにかくカッコいい。ギターソロはデュランデュランのアンディ・テイラーかなと思わせる。キメでのサウンドのシャキーンは今も斬新だ。


09.

★★☆
She Makes My Day 1988
曲がスタートしていきなりメロディラインの美しさに心奪われるミディアム・バラード。このナンバーは昔からすごく気に入ってる。

10.

★☆☆
Casting a Spell 1988
エスニックな導入部分からドラムでイン、軽快なリズムでテンポよく展開していく。

11.

★☆☆
Same Guys Have All The Lusk 1989
ロッドも1984年に歌っていたナンバーだが、ロバートはさらにソウルフルで、アレンジもパワービート、大きなアクセントのサウンドも印象的だ。


12.

★☆☆
Dreams to Remember 1990
ソウル・バラードやJBのスタイルのヴォーカルが際立つ熱いバラード。


13.

★☆☆
Know by Now 1994
タイトな気持ちいいドラムに、特に最初の一発のハイハットが痺れる。ギターのサウンドとかロキシー・ミュージックのイメージ。少々強引なコードチェンジで展開するがメロディは耳に残る。


14.

★☆☆
Respect Yourself 2021
The Staple Singersの1972年の作品の1995年カヴァーが再リリースされた。際立つヴォーカルは当然として、アレンジに妙味あり。シンプルなタンバリン主導のリズムから、ハイチューニングのスネアが効いているリズムへと展開するのは◎。ミディアムグルーヴ感もいい。カップリングのRespect Yourself FX-Mixも◎、参考として原曲を貼っておく↓




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