
緻密な構築美。リンジー・バッキンガムがソロ活動で見せた音楽性|フィンガー・ピッキング・ギターの熱量半端ない
アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルト出身のシンガーソングライターであり、比類なき技術を持つギタリストである。フリートウッド・マックの黄金期を支えた立役者として知られ、1998年には同バンドのメンバーとして「ロックの殿堂」入りを果たした。また、グラミー賞においても最優秀アルバム賞を受賞するなど、ポピュラー音楽史にその名を深く刻んでいる。
彼の最大の武器は、ピックを使わず指先で複雑なフレーズを紡ぎ出す独自のフィンガー・ピッキング奏法である。その音色には、見た目の冷静さを裏切るような圧倒的な熱量と執念が宿っている。楽曲制作においては、緻密に計算された多重録音のコーラスワークと、実験精神溢れるリズム構成を融合させ、彼ならではのポップ・サウンドを構築する。
ソロ活動では、バンドという枠組みを超えた自由な音の探求が顕著であり、伝統的なフォークの素養と前衛的な音響工作を共存させている。彼の奏でるギターソロは、単なる装飾ではなく、楽曲の感情を代弁する血の通った叫びそのものである。ポップ・ミュージックの普遍的な美しさと、芸術家としての鋭利なこだわりを併せ持つ彼は、真に評価されるべき音楽の革新者である。
▼ストリーミング記録
2026.02..現在/as of 2026.02
01.
★☆☆
Bwana 1981
コーラスのフックが印象的なアップテンポの楽しいナンバー
02.
★☆☆
Trouble 1981
bpm126のポップなナンバーはフリートウッド。マックの匂いたっぷり。
03.
★☆☆
Johnny Stew 1981
素晴しくタイトなリズムが全般に曲の色を作っている。後半の長いブレイクダウンも遊び心?
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04.
★☆☆
Play in the Rain1984
イントロのサンプリングのコラージュからしばらくは実験的。2分過ぎから始まる三味線メインのビートが◎すぐ終わるんだがそこは聴いておきたい。
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05.
★☆☆
Countdown 1992
ジェフリンの作風に近い、随所にみられるキメにポップロックのセンスが感じられる。
06.
★☆☆
Instrumental Introduction / This is the Time 1992
アルペジオの緩和と対比させてギターのリフ、ギターフレーズへの熱の入りようは相当なモノ、前半のインストを引っ付ける意味は私の知るところではないが、この感覚はよくわかる。ギターソロはもうハレー彗星並み。
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07.
★☆☆
Turn It On 1992
「Go Your Own Way」にみられるようなリンジーの得意の展開と見ていいだろう。ここでもギターソロは熱量しっかり、音の表現はブライアン・メイとも似ている。
08.
★☆☆
Down on Rodeo 2006
アコギのアンサンブルのイントロからミディアムなナンバーはイーグルスを思わせるメロディ。サビの盛り上がりを後押しするようなドラムアレンジも目立たないが◎
09.
★★☆
Flying Down Juniper 2006
アコギの早いストロークはなぜにこうも遠く先を想うのか? このロングトーンたっぷりのヴォーカルスタイルもよくわかるイメージだ。いろんな映像が浮かんでくる。心地よくて30分ぐらいリピートしてもいいかな(笑)Like It !
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10.
★☆☆
Treason 2008
アコギのバックで展開するミディアム・バラードはカントリータッチなジェフ・リンといったイメージ。
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11.
★★☆
When She Comes Down 2011
ポリスの「Every Breath You Take」をゆっくりにしたようなbpm96のギターのアルペジオリフで始まる。サビのコーラスのメロディ、分厚いウォールサウンドは雄大で素晴らしい。
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12.
★☆☆
Red Sun 2017
feat.Christine McVie
フリートウッドマックのクリスティン・マクヴィーとのコラボアルバムから、ほほえましいミディアムナンバー。サビがポップでキャッチー、クリスティンのウェイトが多いかな?
13.
★☆☆
Too Far Gone 2017
feat.Christine McVie
これはリンジー主導の作品だと推測する。繰り返されるギターリフが曲をの色を決める。激しいドラミングの間奏や絶妙のタメのスネアと刺激的。
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14.
★☆☆
Time 2021
イーグルスの初期のナンバーのようなイメージ、アルバムを通して思ったがフリートウッド・マックのバンド色はやはりリンジーが担う部分が大きかった。このナンバーは彼の優しさがストレートに出たミディアムナンバー。マックに復帰したんだっけ?
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15.
★☆☆
Go insane - Extended Remix - 2024 Remaster feat.Rusty Garner
期待感膨らむイントロからキャッチーなリフにキャッチーなサビ、F.W.M.のソングライティングの中核を掌っていたのがよくわかる。
16.
★☆☆
Slow Dancing - Extended Remix - 2024 Remaster feat.Jhon Benitez
全体に感じるのはスティーブミラーの作品アブラカダブラだ。誰もが影響を受けた作品のひとつだ。リンジーもしかり、ロマンチックなサビが◎
17.
★☆☆
Soul Drifter - Redio Remix - 2024 Remaster
車で聴いて余りの心地よさに幸福感を覚えた。見事なまでのドラムのサウンドクオリティ。ここまでの完成度はそうそうないぞ。ドライブの始まりに
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