
ビリー・アイリッシュも心酔!|耳元で囁くような没入感、倍音が心地よく響く魅惑の声
Eloise(エロイーズ)は、ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライターである。2018年のデビュー以来、その圧倒的な「声」の質感で、世界中のリスナーを虜にしている。
彼女の最大の特徴は、耳元で囁くような親密さと、豊かに響く倍音を併せ持った唯一無二のヴォーカルにある。ビリー・アイリッシュが彼女の楽曲をカヴァーしたことで一躍脚光を浴びたが、その本質は一過性のトレンドではなく、時代に左右されない普遍的な音楽性にある。
音楽性と魅力
彼女の音楽を形作るのは、ジャズやソウル、ポップスのエッセンスを巧みにブレンドした洗練されたサウンドだ。アコースティック・ギターの繊細なバッキングや、計算し尽くされた空間的なミックスは、ヴォーカルの生命力を最大限に引き出している。
特筆すべきは、録音作品における「音の近さ」である。息遣いや発音のディテールまでを捉えたサウンドデザインは、聴き手にまるで目の前で演奏されているかのような没入感を与える。特に『Wanderlust』や『Drunk On A Flight』といった楽曲で見せる表現力は、単なる歌唱を超えた、一つの音響体験と言っても過言ではない。
聴きどころ
彼女の楽曲は、朝の静かな時間から、自分と向き合う深夜まで、日常のあらゆる瞬間に寄り添う。ジェームス・スミスをはじめとする実力派アーティストとの共演でも、その存在感は揺るがない。精緻なコーラスワークと、時に「音の壁」とも評される厚みのあるアレンジが溶け合う瞬間、リスナーは至福の心地よさに包まれるのである。現代のミュージックシーンにおいて、Eloiseは「音を聴く喜び」を再認識させてくれる稀有な才能である。
▼ストリーミング記録
2025.12.現在/as of 2025.12.
01.
★☆☆
You,Dear 2018
声と共に口から出る音が心地よく感じるのは不思議な感じだ。それを強く感じたナンバー
02.
★☆☆
Left Side 2019
奥まったアコギがかえってヴォーカルを生き生きと聴かせる。ベースにクラップ音が入り表現豊かな展開になる。ビリーアイリッシュがカヴァーしたようだ。
03.
★☆☆
Trick of the Moon 2021
メロディアスなヴォーカルラインがオルゴールのようなピアノとコーラスで始まる、ベースが入りグイっと色が変わる。夢のあるナンバーだ。
04.
Interwined 2021
メロディの展開が美しいミディアムバラード。音が上に下に動くがヴォーカルは見事に表現。アコギのバッキングもシンセも◎
05.
★★☆
Wanderlust 2021
リアルな響きのアコギのバッキングに倍音たっぷりのヴォーカルが心地いい。朝に聴いたら至福の朝食を楽しめるだろう。
06.
★☆☆
Whoi's She 2021
リズミカルなヴォーカルで始まるミディアムバラード。アレンジとして声、ドラム、ベース、ギターが一つに溶け合い固まる心地よさがある。俗にいう音の壁というやつ
07.
★☆☆
Drunk On A Flight 2023
目の前で演奏、そしてさらに顔の近くで歌ってくれているようなミックス、圧のある感じで聴き疲れもしそうだが、心地よさは確かにある。アコースティック・ヴァージョンも素敵だ↓ ピアノの転がるような音のニュアンスに痺れた
08.
★☆☆
Friends Who Kiss 2023
feat.James Smith
アルバムテイクよりもリアルなミックス、二人のスィートなヴォーカルは見事な音空間を生んでいる。打楽器の要素も加えたピアノのサウンドも素敵だ。
09.
★☆☆
Why Don't You Want Me 2023
Guest performance in James Smith
心地良さの極みのアコギサウンド、二人のヴォーカルの素晴らしさ。ラリーカールトン風のソロも◎