

ギターレスが生む至高のグルーヴ。Fitz and The Tantrums、世界を踊らせるダブルヴォーカルの圧倒的躍動感
アメリカ・ロサンゼルス出身の6人組ソウル・ポップバンド、Fitz and The Tantrumsは、現代の音楽シーンにおいて極めて稀有な立ち位置を確立している。2008年の結成以来、彼らは伝統的なモータウンサウンドの熱量と、エレクトロニックなダンスミュージックの躍動感を独自の感性で統合してきた。
彼らの音楽を決定づけるのは、ギターレスという大胆な編成が生み出すタイトなグルーヴである。中心人物であるマイケル・“フィッツ”・フィッツパトリックの伸びやかな歌声と、ノエル・スキャッグスの力強く華やかなヴォーカルが交差するダブル・フロントマン・スタイルは、聴き手に圧倒的な多幸感をもたらす。
2016年に発表した代表曲「HandClap」は、全世界でプラチナディスクに認定される爆発的ヒットを記録した。全米ビルボード・オルタナティブ・ソング・チャートでの首位獲得や、数々の音楽賞へのノミネート歴は、彼らが単なる懐古主義に留まらず、時代を象徴するポップアイコンであることを証明している。
緻密に計算されたハンドクラップ、高揚感を煽るサックスの音色、そして一度聴けば記憶に刻まれるキャッチーなメロディ。彼らの楽曲は、ラジオから流れる一瞬で空気を変える力を持っている。洗練されたアレンジの中に人間味溢れるソウルを宿した音像は、国境や世代を越えて愛され続ける普遍性を備えている。
▼ストリーミング記録
2026.03.現在/as of 2026.03.
01.
★☆☆
We Don't Need Love Songs 2009
オルガンとギターカットのスローソウルバラード。ホール&オーツやヒューイ・ルイスなんかを夏に聴いたのを思い出した。わかっていてもゆっくり体が揺れるムード満点のナンバーだ。
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02.
★☆☆
Breakin' the Chains of Love 2010
循環コードの展開はポップでありがちだが、サビの展開、間奏のタメにセンスが光る。
03.
★★☆
Pickin' up the Pieces 2010
モータウンや70年代のソウルのムード、Bメロの展開がグッとくる。その流れでサビも一気に。ハッピーな曲。2コーラス目からのヴォーカルチェンジも◎
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04.
★☆☆
HandClap 2016
リズミカルなフックがタイトルのハンドクラップと掛け合う形。軽快なリズムにフックの連発のような構成も贅沢だ。
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05.
★☆☆
Belladonna 2019
アコギのストロークから展開する、ビートナンバー。ヴォーカルラインのポップな展開は◎ 間奏₊フックがサビのように構成されている。
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06.
★☆☆
Spaceman 2021
FITZ×Fitz and The Tantrums
ファレルのハッピーをイメージした。軽快なリズムにキャッチーな間奏。
07.
★☆☆
Congratulations 2021
FITZ×Fitz and The Tantrums
見事なサビに尽きる。このレベルが出来たらそれだけで勝負できる。
08.
★☆☆
I Need a Dancefloor 2021
FITZ×Fitz and The Tantrums
聴いてすぐ「ラジオスターの悲劇」の歌い出しを思い出した。80’sのUKポップロックのムードと力強いビートが◎
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09.
★☆☆
Heaven 2023
心地よいポップメロディ、軽快なリズム、何の不安もないハーモニー、Bでグイグイと昇りつめてサビ間奏で余力を残す。サビの位置にキャッチーな間奏を持ってきてフックを被せるといった一体感を狙えるアレンジ。後半にサビが強く展開してサクッと終わる。番組では即MCには入れることもこのアウトロ・アレンジの強みだろう
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10.
★☆☆
Man on The Moon 2025
タイトでミディアム、サビが素晴らしい。全員ハンドクラップ間違いなし
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