

Tim Bernardes|ブラジル音楽の伝統と現代インディーを繋ぐ緻密な音響空間|メリハリの妙味、やさしく熱くいい音楽だ
チン・ベルナルデス(Tim Bernardes)は、ブラジル・サンパウロ出身のシンガーソングライター、マルチ奏者、音楽プロデューサーである。インディー・ロックバンド「オ・テルノ(O Terno)」のフロントマンとして頭角を現し、MPB(ブラジリアン・ポップス)の伝統と現代インディーの美学を調和させたソロワークで世界的評価を獲得してきた。
ソロ名義のソロデビュー作品がラテン・グラミー賞にノミネートされた実績を保持し、ガル・コスタやカエターノ・ヴェローゾ、デヴィッド・バーンといった巨匠との共演でも知られる。
彼の音楽における魅力は、温かみのあるアコースティックギターの音色、優美なストリングスアレンジ、そして静けさの中に強固な輪郭を持つ歌声の美しさにある。素朴なコード進行からスケールの大きなサウンド空間へと鮮やかに広がるオーケストレーションは、圧倒的な叙情性を醸し出す。
言葉の発声や余白の置き方まで巧みに計算されたソングライティングと豊かな音響表現力は、聴く者の心を穏やかに魅了し、そしてまたブラジル音楽が残した歌情を現代へとしなやかに繋ぎ止めている。
▼ストリーミング記録
2025.10..現在/as of 2025.10.
01.
★☆☆
Abertura (Recomeçar) 2017
映画のワンシーンを見ているかのような序盤の展開から、ピアノの繊細な調べへ。実にドリーミーでメルヘンチック。
02.
★☆☆
Não 2017
ふくよかな音のアコギにストリングスが寄り添う、そしてヴォーカルは自然体。この心地よさはいったい何なんだろうか?
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03.
★☆☆
As Histórias do Cinema 2017
パーカッシブなアコギのカットで終始展開、後半に大きく盛り上がりのアレンジが待っている。
04.
★☆☆
So Nós Dois 2019
パターンとしては↑の「Não 」と同じ展開だ、循環コードの流れを素朴に仕上げたバラード
05.
★☆☆
Baby 2021
feat.Gal Costa
そっと始まるデユエットバラード。アコギとストリングスのコンビネーションでサビを大きく包み込む。ベイビー♪ベイビ~ これいいな。
06.
★☆☆
Meue 26 2022
クールなアコギのバッキングは超ハイセンス。ヴォーカルと抑揚の美しさ対決をしてるかのようだ。たまらなく心地いい。知らない間にベースが入ってた。5分間のレム睡眠
07.
★☆☆
Falta 2022
彼はブライアン・ウィルソンmeets カエターノ・ヴェローゾと言われるらしい。緩やかなグルーヴに包まれてタイトルワードのフックを繰り返すあたりは楽園にいる錯覚にとらわれる。
08.
★☆☆
Mesmo Se Você Não Vê 2022
優しいアコギのバッキングにメロディアスに展開するヴォーカルは確かにブライアンのようだ。声の魔力、音空間の魔力、シンプルだがいくつもの倍音が飛び回っているに違いない
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