音楽を大局で捉える孤高のアーチスト、感性は∞
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2024.05.現在/as of 2024.05.
01.
★★☆
Flint (For the Unemployed and Underpaid) 2003
リアルなピアノのサウンドにヴォーカルもリアル、そんなバラード。2003年のミックスではまだ「聴き疲れ」や「一回聴いてで満足」なんてことは考えなかったのだろう。ブラスアンサンブルのソロはインパクト◎
02.
★☆☆
Vito's Ordination Song 2003
揺れるオルガンにノーリバーブのヴォーカル。間奏でドラムとブラス、ソリッドギターが入る。2コーラス目からは女性ヴォーカルとハーモニーを取る。サビの繰り返しで後半はヒートアップ。
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03.
★★☆
Size Too Small 2004
2本のアコギのコンビネーションに涼し気なヴォーカルはネッド・ドヒニーのナンバーのようでもある。倍音たっぷりのアコギに対してトーンを抑えたシンセの音は心地いい。
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04.
★☆☆
Jason 2004
アコギのパワーコードに想定外のドラムサウンド、そしてエフェクト・ヴォイス。絶妙のbpmに繰り返されるサビのフック。全編通して刻まれるワンコードのシンセも◎
05.
★★☆
Leil 2004
これはシタールだ、見事にインドのムード、8小節で1セットのループだが、この流れでヒートアップしていくならたまらなないと2分あたりで思った。5:38の魔術的ナンバー。これカッコいい。やっぱり3:50あたりから来た。↗↗↗
06.
★☆☆
Rake (Greenpoint version) 2004
小節にワンコードで展開する導入、アコギが展開し曲が動き出す。何度も繰り返し歌い聴かせるサビは心地いい。
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07.
★☆☆
Now That I'm Oider 2010
ヴァンゲリスやデッドカンダンスのようなイメージの女性のコーラスアンサンブルがピアノに乗せて展開。ヴォーカルは圧倒されるほどの堂々とした音運び。金縛りにあうように聴き入ってしまう。
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08.
★★☆
Death with Dignity 2015
2012 年の母親キャリーの死の影響、キャリーの 2番目の夫ローウェル・ブラムス との関係を叙情的に探求したアルバム「Carrie & Lowell 」からのピック。倍音たっぷりのアコギの歌うようなアルペジオ
に乗せて、若干のラジオトーンでミックスされたヴォーカルが味わい深い。後半に入るピアノソロが優しい
09.
★☆☆
The Only Thing 2015
アコギのアルペジオに自然体のヴォーカル。↑のナンバーとイメージはほぼ同じだ。循環コードでのサビが新鮮。後半に入るワイドレンジなストリングスが◎
10.
★☆☆
No Shade in the Shadow... 2015
流れるようなアコギのアルペジオにやさしいヴォーカルがしみじみとさせてくれる。ヴォーカルは絶妙に↑2曲と同じミックス、セピア色だ。ハミングがなぜか涙をさそう
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11.
★★☆
Blue Bucker of Gold 2015
丸くふくよかなエレピに美しいメロディが、吐息、ブレスと共に展開する。アルバムのラストのナンバー。
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12.
★☆☆
Mystery of Love 2017
アカデミー賞の最優秀オリジナル・ソング賞、グラミー賞の最優秀ビジュアル・メディア・ライティング・ソング賞にノミネートされた。躍動するアコギ二本のアルペジオコンビネーションに展開する哀愁を帯びた繊細なメロディが美しい。
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13.
★☆☆
Pluto 2017
Guest performance in Bryce Dessner×James McAlister×Nico Muhly
繊細で優しいメロディはおそらくスフィアンによるものだと推測するが、どうだろう。アレンジは隅々までゴージャス。
14.
★☆☆
Earth 2017
Guest performance in Bryce Dessner×James McAlister×Nico Muhly
15:10の壮大なナンバー。盟友ジェームスに、その作品はインディ・クラシックと言われるブライス・デスナー、鬼才ニコとで繰りなす地球を表現する音絵巻。
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15.
★☆☆
Dissinheritanse 2020
継父Lowell Brams/ローウェル・ブラムスとのアンビエントなコラボアルバムからピック。雄大かつ心に染み渡るような1:13のオーケストレーション。
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16.
★★☆
Video Game 2020
トーンを抑えたパッドの導入からタイトでシャープなドラムにヴォーカルがクリアにミックスされている。キャッチーなメロディがコーラスからサビと強引に繰り返される。ついついリピートしてしまう魔法のかかったナンバーだ。
17.
★☆☆
Die Happy 2020
ドリーミーなエレピにタイトルワードのフックがループされて曲が徐々に展開、いろんな表情を見せる。リズムが入って曲が大きく展開、グルーヴがうねり出す。次々に繰りだされるサウンド、フレーズは恐ろしく斬新だ。
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18.
★★☆
The Pillar Of Souls 2021
ドリーミーで切ないハーモニーされたメロディラインが美しい。ジョンレノンが二人いて、ハーモニーをとっているようだ。神がかりな一曲
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19.
★★☆
Worried Shoes 2022
Guest performance in Danielson
ハモンドオルガンのイントロからアコギストロークのアメリカーナのイメージ。素朴なギターにヴォーカル、メロディの語尾がジョンを思い出す。ドラマチックな展開のいい曲。Like It !
20.
★☆☆
So You Are Tired 2023
トーンが計算されたやさしいピアノで自然とヴォーカルに耳が向く。語りかけるようなヴォーカルに気が付けばアコギの心地よいアルペジオが重なる。分厚いコーラスが加わって↗へ
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