Arctic Monkeys

イングランドの国旗
初期の衝動から深淵な芸術性へ。アレックス・ターナーが描く唯一無二の音楽的進化と孤高の響き

英国シェフィールド出身。2000年代のデビュー以来、一度も立ち止まることなく音楽性を更新し続けるロック界の至宝である。

彼らの足跡は、初期の鋭利なギターリフと日常を鮮烈に切り取る歌詞でシーンを席巻した時代から、官能的なグルーヴを纏った中期の黄金期、そして近年見せる映画音楽のような荘厳な響きへと繋がっている。フロントマン、アレックス・ターナーが紡ぐ緻密な物語は、リスナーの想像力を刺激し、聴くたびに新しい情景を映し出す。

流行の移り変わりに左右されず、自らの美意識のみを指針として深化を遂げる姿勢こそが、彼らを唯一無二の存在たらしめている。その音像は常に時代の最前線でありながら、同時に時代を超越した普遍性を備えている。ロックミュージックの可能性を拡張し続ける彼らの歩みは、そのまま現代音楽の進化の記録に他ならない。

 
▼ストリーミング記録



2026.01..現在/as of 2026.01

01.

★☆☆
Teddy Picker 2007
タイトで弾んだリズムにドライブ感溢れるヴォーカルが展開する。

02.

★☆☆
505 2007
曇り空のパッドシンセで始まる、ビートが徐々にヒートアップしていくが、ヴォーカルラインはしばらくは単調。バックのグルーヴがうねり出し、あるところでアレックスに火が入る。エモーショナルなナンバーだ。


03.

★☆☆
Do I Wanna Know? 2013
工場のようなビート、ファクトリービートに一度聴いたら忘れないレベルの印象的なギターフレーズ、セクシーなヴォーカルが絡む。このフレーズで通して一曲が出来上がっているイメージ、素晴らしいフレーズは何回リピートしても大丈夫。

04.

★☆☆
No.1 Party Anthem 2013
ミディアムスローのバラード、半音進行の典型的なパターンだが、ヴォーカルの個性で際立つ作品に仕上がった



05.

★☆☆
Four Out Of Five 2018
Aメロはバックのギターもベースも、ヴォーカルラインをサポートするフレーズ。サビは抑圧開放ってイメージで◎




06.

★☆☆
The Ultracheese 2018
イントロのワンコードのピアノのせり上がりはジョン、ドラムのフィルインの音はリンゴだ。アレックスの存在感抜群のヴォーカルはセクシーで◎


07.

★☆☆
There'd Better Be A Mirrorball 2022
バックのアレンジがタイトな部分と滑らかな部分との変化が、ヴォーカルラインの抑揚に見事に合わさる、地味だが素晴らしいアレンジだ。全編を貫くシンセの音の上下は、ゆったりとしたバッハのようでもある。味わい深い作品だ



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