
ケヴィン・シールズの執念が産んだ至高の残響。マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、感覚を支配する爆音。
My Bloody Valentineは、アイルランド出身のロックバンドである。1980年代後半から1990年代初頭にかけて、ギターミュージックの概念を根本から覆す革新的なサウンドを確立した。中心人物のケヴィン・シールズによる、トレモロアームを駆使した独自の奏法「グライド・ギター」は、残響と歪みが一体化する未踏の音響空間を創出した。
彼らの代表作である1991年発表のアルバム『loveless』は、当時の音楽シーンに衝撃を与え、現在もオルタナティヴ・ロックの金字塔として君臨している。イギリスの音楽賞であるマーキュリー賞へのノミネートや、数々の音楽メディアによる「史上最高のアルバム」選出など、その芸術的評価は揺るぎない。
サウンドの特徴は、全帯域を埋め尽くす圧倒的なギターの音壁と、地響きのようなリズム隊、そしてそれらとは対照的に淡く漂うメロディーの共存にある。破壊的な音量と夢幻的な調和が織りなすその世界観は、聴き手の感覚を麻痺させ、没入させる魔力を持つ。
解散に近い長期の沈黙を経て2013年に発表された『m b v』においても、その実験精神と音響への執着は衰えることなく、次世代のクリエイターに多大な影響を与え続けている。
▼ストリーミング記録
2026.01..現在/as of 2026.01
01.
★☆☆
(When You Wake) You're Still In A Dream 1988
歪みギターのバッキングが圧倒的なアップナンバー
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02.
★☆☆
when you sleep 1991
激歪みのギターにピッチが揺れるコーラス?シンセ?刺激的、男女のユニゾンヴォーカルと思ったがどうもケヴィン一人の重ね録りとのこと。
03.
★☆☆
sometime 1991
ヘヴィーで極歪みのギターの後ろでシンセが繊細な音運び、ヴォーカルはクールなポジション。アウトロに向けて後ろの音が徐々に前にやってくる。ドラマチックなアイデアだ。
04.
★☆☆
soon 1991
ブライアンイーノをして「soonはポップの新しいスタンダードとなるだろう」と言わしめた。歪みギターと繰り返されるシンセのフレーズ、そしてパワードラム。繰り返されるインストナンバー
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05.
★☆☆
don't ask way 2012
細かく刻むドラムと複雑に組み合わせたエフェクターにより難解なサウンドでバックトラックは展開する、にメロディアスなヴォーカルライン。アウトロに向けて爆音ギターが登場する
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06.
★☆☆
new you 2013
複雑なトレモロサウンドギターにベースの力強いアクセント、タイトなドラム、上にシンセ。ヴォーカルラインは涼し気でメロディアス。
07.
★☆☆
nothing is 2013
極歪みギターとドラムによる強烈ループがしばらく、1分過ぎからドラムが激しさをさらにアップ。完全に脳内に魔法をかけらる感じだ。
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