
パンクからアメリカーナまで!Matt Johnsonの魅惑の音楽世界
マット・ジョンソンは、自らのソロプロジェクトでありバンドでもあるザ・ザ (The The)を率いて、1980年代初頭から現代まで一貫して革新的で知的なロックを生み出し続けているだ。
彼の音楽性は極めて変幻自在であり、初期のパンキッシュな衝動(「Bugle Boy」)から、強力なビートとサイケデリックなシンセが絡み合うニューウェーブ期(「Infected」)、さらにはハーモニカやアメリカーナの要素を取り入れた叙情的なサウンド(「Slow Emotion Replay」)まで、幅広いスタイルを横断する。
特に、レビューにある通り「I Saw the Light」に象徴される超A級のギターリフとドライブ感あふれるロックナンバー群や、「VoidyNumbness」のようなメタリカやツェッペリンを彷彿とさせる強烈なグルーヴは、彼のロックミュージシャンとしての一面を物語っている。
彼は、時代への鋭い洞察を込めた詩的な歌詞と、タイトで洗練されたリズム、そして感情豊かなヴォーカル表現を融合させ、常にキャッチーかつクールな独創的なサウンドを追求してきた。マット・ジョンソンは、単なるミュージシャンではなく、時代を映し出すロックの表現者である。
▼ストリーミング記録
2025.12.現在/as of 2025.12.
01.
★☆☆
Bugle Boy 1981
フランジされたギターにパンキッシュなヴォーカルのみで展開する。
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02.
Infected 1986
強力なビートにサイケなシンセ、間のカッコイイベースでロングな導入、男女のヴォーカルでのサビが素晴らしい。
03.
★☆☆
Slow Train To Dawn 1986
Aのあとのドラムのタイトで気持ちいいこと。Bは女性ヴォーカル、タイトルワードのフックに存在感のあるベースの一音も際立っている。
04.
★☆☆
The Mercy Beat 1986
ドリーミーなアルペジオにフィンガー・スナップ、軽快なリズムでドラムレスでワンコーラス。パワードラムが入って一気にヒートアップする。サビは男女ユニゾンで華やかだ
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05.
★☆☆
The Violence Of Truth 1989
ノイズにラrジオMC、シンセのバッキング、警笛のようなハーモニカがタイトに絡み合う、そしてベースにドラム、文句なしのオープニングチューンになる。ヴォーカルはツインで2分過ぎから、フックの連発という感じでキャッチー&クール。
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06.
★☆☆
Slow Emotion Replay 1993
タイトなリズムにハーモニカ、アメリカーナなイメージもある。メロディラインはポップで◎
07.
★★☆
Bluer Than Midnight 1993
ピアノのシンプルな音にミュートブラスがそっと重なるイントロはドラマチック、自然体な優しいヴォーカルだ、心地いいコンビネーション、バランスだ。
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08.
★★☆
I Saw the Light 1995
ギターリフによるイントロ加減は超A級のカッコよさ。ドライブ感あふれる展開も文句なし。私のマストなロックナンバーになった
09.
★☆☆
I Can't Escape from You 1995
マット・ジョンソンによる讃美歌と言おうか、やさしく、フレンドリーで心地いい。何か力をもらうような気がした。
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10.
★☆☆
VoidyNumbness 2000
2本のギターのかき鳴らしから、強烈なリフのビートはメタリカを感じた。大きなグルーヴが曲を揺らしていて、ヴォーカルも自由に実に表現豊かだ。中盤のブレイクダウン後のサイケな展開はツェッペリンをイメージ
11.
★★☆
This is the Day 2017
feat.Thomas Feiner
イントロのミュートペット、ピアノのフレーズにまず痺れる。そっと囁くようなスウェーデンのミュージシャントーマス・ファイナーのヴォーカルはトム・ウェイツを彷彿とさせる。2拍裏と4拍のカットはミュートギターだろうか、こんなに味わいが出るとは思っていなかった。
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