Loi Tolhurst

英国国旗
伝説の融合:ロル・トルハースト、バッジー、ジャックナイフ・リーが刻むポストパンクの現在地


ロル・トルハーストはイギリス出身。ザ・キュアーの創設メンバーとして活動し、初期から黄金期のドラムとキーボードを担った。バッジーも同じくイギリス出身であり、スージー・アンド・ザ・バンシーズの屋台骨を支えたドラマーである。アイルランド出身のジャックナイフ・リーは、U2やテイラー・スウィフトを手がけ、グラミー賞受賞歴を持つ世界屈指のプロデューサーだ。

この伝説的な三名が結成したプロジェクトによるアルバム『Los Angeles』は、2023年に発表された。本作はリズムの構築美と緻密な電子音が融合した、現代ポストパンクの極致である。ジェームス・マーフィーやアイザック・ブロックといった豪華な客演陣を迎え、ダークな情熱と洗練されたビートを共存させている。

各楽曲は、浮遊感のあるシンセサイザーと重厚なボトムが心地よく交錯する。東洋的な打楽器の乱舞や、祈りにも似た神秘的なヴォーカルが独創的な世界観を描き出す。過去のキャリアに安住せず、実験的な好奇心を持って音を更新し続ける彼らの姿勢は、音楽シーンに新たな衝撃を与えた。ベテランの円熟味と前衛的な感性が火花を散らす、永続的な価値を持つ作品群である。




▼ストリーミング記録




2026.04.現在/as of 2026.04.

01.

★☆☆
Los Angeles feat.James Murphy 2023
ダークなムードの中シンセが際立つビートが動き出す。キャッチーなタイトルワードのフックが一色に染め上げる

02.

★☆☆
Country Of The Blind 2023
浮遊するシンセにベールを被せたボトムが心地いいトラック。退廃的なヴォーカル、さらにヒートアップするトラックの上物、ため込んだパワーを感じるミディアム

03.

★☆☆
Skins feat.James Murphy 2023
東洋のテイストのイントロの太鼓。打楽器の乱舞の中、ヴォーカルは祈りのようにも思える。神秘的だ



04.

★☆☆
We Got To Move feat.Isaac Brock - Howie B Remix 2024.
コーラスのループに覆いかぶさるように激しいリズムが動き出す。エネルギッシュなフックに、リズムの疾走感が実にパワフルなアップチューン、Howie Bのいい仕事



05.

★☆☆
We Got To Move feat.Isaac Brock 2024
ストリングスのソロによる導入から、ゆったりしたリズムから、倍速で曲がスタート、分厚い低音シンセが疾走する。


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