
カッコよさが何よりも先にある
2000年代の日本のロックシーンにおいて、最も美しく、最も無謀に「ロックの幻想」を具現化したバンド、それが毛皮のマリーズである。
フロントマン・志摩遼平(現・ドレスコーズ)を中心に結成されたこのバンドは、1970年代のパンク、グラムロック、ガレージロックといった先人たちの遺産を現代に召喚し、圧倒的な熱量で再構築した。
彼らが鳴らしたのは単なる懐古主義ではない。初期衝動を爆発させるシャウト、栗本ヒロコの艶やかなベースライン、そして聴き手の心に深く突き刺さるナイーブな詩世界。それらが渾然一体となったサウンドは、時代に埋もれることのない普遍的なカッコよさを放ち続けている。
2011年の日本武道館公演をもって突如として解散したが、彼らが残した「ジャーニー」や「ビューティフル」といった名曲群は、今なお新しいリスナーをロックの深淵へと誘う。志摩遼平というアーティストの原点であり、日本のロック史に刻まれた最大にして最高の「事件」だったと言えるだろう。
ポリシー<楽曲重視>としてSpotifyで音のみの紹介となりますが、興味を持ったならぜひREBEL SONGかジャーニーあたりをYouTubeで見てみるといい。
ロックってのは、ロックの良さってものは
▼志摩遼平の今のバンド「ドレスコーズ」の特集
▼ストリーミング記録
2025.12.現在/as of 2025.12.
01.
★☆☆
FUJIYAMA-FLASH 2006
NYのアーリーパンクやサイケ・ロックの色合いの濃い作品。
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02.
★☆☆
MAYBE 2008
こんなロッカバラードでさえ、熱い気持ちを炸裂させている。ふとした小さな気持ちが、いっぱい考えたり、他人に話したりして大きな問題になったりすることってあるよね_ で、後戻りできないから爆発する。
03.
★☆☆
REBEL SONG 2008
リアルタイムで知らないのが残念に思う。ライブで最高のパフォーマンスを想像できる、ゴキゲンなアップチューン。
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04.
★☆☆
ジャーニー 2008
存在感のあるベースのゴリゴリのサウンドが耳に懐かしい。ビートのグルーヴ感も最高ですね。
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05.
★☆☆
人生Ⅱ2009
ストレートな歌詞の内容を、魂のシャウトで伝えようとするのは、若者たちの大人たちからの抑圧から逃れられないもどかしさを代弁してるかのようだ
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06.
★★★
晩年 2010
歌詞にある「春の夕暮れ」に思った、春にみんながスタートするときに、よく自分だけが取り残された気がするもんだ。なんか私もそんな記憶がある。タイトルも晩年なんて...いい曲です。
07.
★☆☆
すてきなモリー 2010
ベースのいい女、栗本ヒロコが「春を売った覚えなどないのに アレが全く来やしないわ~」と歌う。ポップロックナンバー。
08.
★☆☆
サンデーモーニング 2010
レットイットブリードやデッド・フラワーズなんかのようなカントリーロックタッチ。いいね。
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09.
★☆☆
弦楽四重奏曲第9番ホ長調「東京」2011
タイトルがインパクトある。このような曲はバンドとして持っておきたいと思う。和歌山から一人上京して思うところいろいろあったんでしょうかねぇ
10.
★☆☆
Mary Lou 2011
モータウンや、スタイルカウンシルの感じもあるポップナンバー。
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