kalabrese

スイスの国旗
ジャズとハウス、生楽器と電子音の調和|スイスが誇る至高の音楽職人

スイス・チューリッヒを拠点に活動するKalabrese(カラブレーゼ)は、ハウスミュージックの境界を拡張し続ける稀代の音楽家である。プロデューサー、DJ、そしてバンド「Rumpelorchester」を率いる中心人物として、電子音楽に人間味あふれるグルーヴを吹き込む。

彼の音楽は、ジャズ、ファンク、アフリカンビート、そしてブルースといった多様な音楽的背景を土台に構築されている。特筆すべきは、生楽器の質感と緻密なプログラミングを融合させる卓越した手腕だ。アコースティックギターの弦が鳴る音、トランペットの柔らかな息遣い、そして隙間を活かしたリズム構成が、聴く者に深い没入感を与える。

2007年のデビュー以来、一貫して追求しているのは「ダンスフロアにおける知性と官能の共生」である。単なるループの反復にとどまらず、1曲の中で映画のように景色を塗り替えていくドラマチックな展開は、実に見事なものだ。

スイスの豊かな音楽文化を体現しつつ、ジャンルの枠を超越した独自の音響工作を続ける彼は、まさに現代の音楽シーンにおける「センスの結晶」と呼ぶにふさわしい。

彼の作品は music I guess「神アルバム」にも選んでいる。


▼ストリーミング記録



2025.12.現在/as of 2025.12.

01.

★☆☆
Not The Same Shoes 2007
feat.Kate Wax
生で演奏してもこの感じカッコいいよなって思うフレーズがどっさり。日本の祭りのお囃子のフレーズぽいのまで登場する、彼の引き出しの多さには驚く。


02.

★☆☆
Oisi Zuekunft 2007
feat.Da Mezga
弾んだ感じのツーファイブのノリで展開する作品。どの楽器のアンサンブルもハイセンスなもの。


03.


★☆☆
Heartbreak Hotel 2007
ミドルなテンポ、パーカッションのタメのリズム、アコギの弦のいろんな音がアクセントをつける。アイデアは底知れない。



04.

★☆☆
Deep 2007
アコギをパーカッションのように使っている。祈りのようなコーラスにベースはリズムに躍動感ある跳ねをつくる。前面に躍り出るのはうねりあるシンセ音

05.

★☆☆
Auf Dem Hof 2007
ビートが決まり、そこから枝が伸びるようにアレンジされていくのだろうか? ベースラインが変わって一気に疾走感が出て盛り上がっていく感じは最高だ。9分53秒の興奮だ! 




06.

★☆☆
Bady Tight 2007
ミドルテンポのビートに、ホンキートンク調のウクレレ?アコギのハイカポ?がパーカッション的に使用。トロンボーンたちが優雅に舞う。

07.

★☆☆
Hide 2007
ダブルトラックのヴォーカルがゆったりと。相反し細かなリズムあがバックにある。ブラスやギターもリズム楽器としての捉え方。ループ一発の楽曲だが飽きさせない。


アナログはありませんでした。

大好きなアーチストの作品は現物で持っておきたい。

08.

★☆☆
Purple Rose 2013
パーカッシブなリズムたちにスライドギター、女性ヴォーカルがいい。なんだろこのゾクゾク感は…きっとこの先何が起こるのかという期待だろうか?主導権を握るバンドてこんな感じだ。

09.

★☆☆
Feeding Me With Sun f.Khan 2013
おそらくギターぼチューニングに謎はある。 一音をきっと5つぐらいに分けている気がする。ジャストから倍音がふらっとしていくとかまで考えてる。ほぼジャストのブラスとのユニゾンが微妙に不安感を演出している。electronicに人間ぽさを加える試みかもしれない。深読みかもしれないけれど(笑)。

アナログを買おう!

10.

★☆☆
Stone On Your Back - Frank Wiedemann Remix 2014
feat.Frank Wiedemann
UKロックそれも80’sにありそうなリズムで、女性ヴォーカルとユニゾンデュエットでスタート。ベースが入るとボブマーリーのエクソダスの感じになる。やはりビートの妙だ。

11.

★☆☆
Erin 1B 2018
歌うベースにハウスのシンセバッキング。ドラムのフィルインから徐々にハウスビートにまとまっていく感は計算されている。これは作品ができて、あえてバラバラにしていったのか?アイデア満載の6分27秒のジャムセッションナンバー。

12.

★☆☆
Schallplatta und Rauch - Acid Easy 2019
feat.Tinguely da Chnacht
5分当たりからビートが変わって、スケール感がアップする。抑え気味の前半があるから盛り上がる。まるで映画の世界のよう、無駄に見えるシーンがあるから感動が大きくなる。そこに行く繋がりを極力省くなんてことはしてはいけない。


13.

★☆☆
Afterhour 2013
ジャジーなトランペットにグルーヴィンなウッドベース、ミュートギターのリフ、タイトなドラムと鳴り物。キャッチーなフックのコーラスリフレインが◎ 後半からはピアノが小節の頭のアクセントに斬新に入ってくる。

14.

★☆☆
Painting of Relaxation - KAYYAK 2020
ワンコードとアフリカンビートのループでしばらく、キーボードが展開を示唆するフレーズを入れるが、基本のループが貫いていく。フレーズの変化に加えてサウンド、エフェクトの変化もアドリブできる時代が来たということだ。5分当たりから下のほうのビートが盛り上がる。

アナログを買おう!

Make No Time / Painting Of Relaxation [Analog] / kalabrese


15.

★☆☆
Above Everything 2021
feat.Palma Ada
ミディアムスローのグルーヴ。トラックに、スイスのシンガーソングライター「パルマ・エイダ」の息吹を感じるヴォーカルが◎。




16.

★☆☆
Unter Storm 2021
ボレロを思い出す誰もが感じるリズムがループされ展開していく、センスなせる業。ジャムセッションとしてもペットがマイルスになるのはよくわかる。

17.

★☆☆
Autumn Wind 2021
5分半あたりからのロングトーンのシンセのフレーズが◎、マーチのようなリズムのループが生きてくる。


18.

★★☆
Angela - Kalabrese Remix 2021
feat.Long Tall Jefferson
シャーデーも真っ青のクワイエット・ストーム、デヴィッド・リンチも冷や汗のドリーミーさ。神秘を秘めたラブリーなスローナンバー。何回聴くのやら/笑

19.

★☆☆
Springbrunne 2022
ゆったりとしたグルーヴにおいしい隙間たっぷりの音の配置、いかに辛抱するか、いかに間を取るかのせめぎ合いがクールだ。


20.

★☆☆
Dancing in the Dark 2023
ダンスフロアを喜ばせるナンバー、仏壇のリンのような音色もあったり、不動のボトムラインにヴォーカルも含めて上物は自由にクリエイトしている。中盤あたりから絶好のキメが繰り返される10:32のダンスジャム


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