トム・ヨークの頭の中を覗くわけだが、精神世界に浸る彼は刺激と緩和は裏表。禅を志すことで得られた時間の尺は、一般人とは違うのだろう。
Sanos Radio Thom Yorke's 25 songs
<②“Music for Piano with Magnetic Strings” / Alvin Lucier & *Zeitkratzer と ㉑“La Partenza (The Parting)” / Trallaleri of Genoa はSpotify Lost。YouTubeで↓にあります。>
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01.
“Reducing the Tempo to Zero (Part 3)” 2019
Ben Vide
エレクトロ・サイコ・アコースティック・ドローン
これ1曲で58分の作品。
02.
“Music for Piano with Magnetic Strings”
Alvin Lucier & *Zeitkratzer
New Hampshire/音響現象と聴覚を探求する実験的な音楽とサウンドインスタレーション
*Germany/+実験音楽グループ
この禅の世界観2連発でも、私はメゲません。
トム・ヨークも愛読の一冊
03.
“Like Last Night” 2018
Stine Janvin
Norway/voice-performer
voice-performerなる世界もこう進化してるのか
04.
“La Plus Belle Africaine (Live at Cote D’Azur, France)” 1967
Duke Ellington and His Orchestra
ヴァーヴに残した唯一の単独リーダー作「Soul Call」。 コートダジュールにて開催されたジャズ・フェスティヴァルの模様.
05.“Uranotypie” 2011
Ursula Bogner
Germany/dance,electronic
神経を刺激する音色の繰り返しに、リーディングが被さる。
06.
“Waking” 2018
Sarah Davachi
Canada/dance,electronic/
哲学を学んだ後に電子音楽とレコーディング・メディアの修士号を修了させた才女。
07.
“See the Mighty Tree” 2019
Louis Thomas Hardin
NYに住む30年の内、20年は路上生活をした盲目の音楽家。ムーンドッグと言われる。
08.★★☆ “Nta la vicaria (Canto di carcerato)” 2010
Rosa Balistreri
Italy/singer
「南のソプラノ」と言われたシチリア島出身のSSW、なんか心鷲づかみにされちゃいます。*Added album
09.
“Fear, Uncertainty, Doubt” 2019
Holly Herndon
Tennessee≯Berlin-Germany/electronic,experimental music
エフェクト処理された音たちのコラージュ。
10.
“The Pure and the Damned” 2017
Oneohtrix Point Never & Iggy Pop
Brooklyn-NY/ダニエル・ロパティン のソロ・プロジェクト/electronic,drawn,ambient
イギーの説得力抜群のリーディングがシネマティック・ミュージックに合わさり冴えわたる。
11.
“Charlie” 2018
Colin Stetson
Montreal拠点のCanada系アメリカ人/sax
サックスの音色の概念を覆すアーチスト、刺激の塊。じっくり聴くには体力がいるが覚えておきたい。アーケイド・ファイア、ボン・イヴェールの録音にも参加。*Added album
12.“Blood of an American” 1974
Bobby Wright
west-Virginia/country
NYのシンガーソングライターのAbu TalibがBobby Wrightの名前で74年に残した作品。ギターのアルペジオ美しく、そしてヴォーカルはずっと聴いていたくなるサムシングがある。ベースも歌ってる。
13.
“Requiem for CS70 and Strings” 2019
Floating Points<サム・シェパード>
Manchester-UK/electronic
「やる価値のあることは、とことん全力でやるべきだ」といい言葉を発している。サンプリング、音のチョイス、アレンジ、MIX等極めのアーチスト。
Duke Ellington — “Ase’s Death”
デューク・エリントンの古いテイクに何かを求めるのはよくわかる。古いのが新しいという美循環。気付く人は気づく。
15.“Fantasia” 1987<Stereo Mix 2019>
Moondog<Louis Thomas Hardin>
07.にも登場したLouis Thomas Hardinの作品。
16.
★☆☆ “Don’t Miss It”
James Blake
穏やかな曲調の中で、神経に直にくる女性ヴォーカルの旋律とサウンド処理でヴォーカルのリアルと浮遊感。夢の中のようなピアノと現実ののピアノ
17.
★☆☆“El Diablo En El Ojo” 1995
Tindersticks
Nottingham-UK/Alternative-rock
ウィスパーなヴォーカルはトムの持ち味でもある。かすかに聞こえるブラシの刻みがビートをつくってる、かと思えばラストにかけてア・デイ・イン・ザ・ライフになってる。このバンド気になる。*Added album
18.“Toe Cutter – Thumb Buster” 2013
Thee Oh Sees
San Francisco≯LA/Alternative-Indie
潰れまくったギターサウンドが、ヴォーカルの浮遊感と不思議なバランス。
19.“24 Hours”
Silent Servant
LA/Berlinでコアに活動/techno
20.
“Sacrificial Code II” 2019
Kali Malone
Denver-Colorado/≯Sweden/organ-drawn
オルガンのソロ演奏で終始上がり下がり、アンビエントと取るか?、高揚音と捉えるか?感じ方は十人十色で。
“La Partenza (The Parting)”
Trallaleri of Genoa
これはいったいなんて言ったらいいのか?フォークらしいんだが、ベロベロバーって言ってるし(笑)
22.“Sonne = Blackbox”
Ursula Bogner
Germany/dance,electronic
05.に続いて2曲目の登場。
“Offence”
Little Simz
Nigeria≯London/rapper
グルーヴィーなトラックに存在感のあるラップ、サウンドメイクも◎
24.
“DOLO 9” 2019
Dolo Percussion
複合リズムがメインでハウスミュージックを構築、実験的なグルーヴ。
25.
“On the Reach of Explanations”
Ian William Craig
Canada/Experimental
ヒスノイズやターンテーブルのノイズみたいなのに、乗っかる幻想的なエフェクト処理されたヴォイス。不思議な世界だ。
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