アーチストのプレイリスト、そこには私の知らない素晴らしい世界。
前回の第一回・In The Absence Thereof...v1 25曲 はこの↑バナーから
In The Absence Thereof...v2<20曲>
01./1611.
John Cage, I’ve Been Told to Ask You the Following Question: Where are You Going? 2018
Jan Jelinek
Germany/Glitch,Minimal Techno,MICROHOUSE
トムはこういった実験音楽に何かを求めているんでしょう、私はこの感じの音楽を知ってはいましたが、ジャンルとしてミニマル・テクノ、グリッチ、ミクロハウスなんてのは知りませんでした。トムの言われるままに受け入れてみましょう。ちらっと次の曲がシナトラだというのが見えて、緊張と緩和、その布石としての選曲でしょうか?
02./1612.following
★★★Send in the Clowns 1973
Frank Sinatra
シナトラの心地よさはうっとりとするほど。いつも私を幸せな気持ちにしてくれます。いい選曲です。アレンジもグレイトです。
03./1613.
Esplanade (Live) 1988
Yoshio Ojima
日本/環境音楽
音の響きが、まさに自分を取り巻く環境のように、そしてその大きな空間に包み込まれる。
04./1614.
The Navigators
Jóhann Jóhannsson<1969-2018>
Iceland/SW
じわじわと心をつかみに来るかのような楽曲、トムもこのすばらしい音の重なりに痺れたんでしょう。ゴールデングローブ賞受賞の「博士と彼女のセオリー」も観てみないと。4人のオルガン奏者と1人のドラム奏者によるバンド「アパラット・オルガン・カルテット」のリーダーも務めている。ヨハンの世界にどっぷりハマると抜け出せなくなる予感。
05./1615.
Primo intermezzo
Fabrizio De André
Italy/SSW
タランティーノの映画で使われそうなナンバー。ブラスのヒット感がかっこいい。
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06./1616.
Earthquake 2019
Kim Gordon
NY/SSW/SONIC YOUTHのSONIC YOUTHのヴォーカリスト。
90年代から一貫してカルト的存在、そのカリスマ性が最大の魅力。こういったものは努力ではどうにもならない、生まれ持った才能。そんな数少ない存在の一人。
07./1617.
De Bom Bom 2015
Girl Band
Dublin-Ireland/post-punk,noise-rock,Indie-rock
ノイズと言われる音をしっかりコントロールしたナンバー、こういったアバンギャルドなところから新しい光り輝くものが生まれるという可能性がある。ほとんどの人たちが避けて通るエリアだが。*Added album
08./1618.
Wire Recorder Piece 2001
Halim El-Dabh <1921-2017>
Egypt-American/SW/電子音楽を発明したとまで言われるレジェンド。
トムはこういった個性的な音楽を好んで聴いているようだ。その感覚はよくわかるし、何かを求めたい、いや何かを見つけてものにしたいという積極的な取り組みだろう。凄くよくわかる。
09./1619.
Montrose. Psalm 9: 10-11- Live 2004
Gaelic Psalm Singers
スコットランドの伝統的な音楽、詳しいことはWIKIを読んでもいまいちつかめなかったが、深い入りしてもタイムロスなので、今回は音楽を単純に捉えておくことにする。
10./1620.
Modes 2008
Ursula Bogner
Germany/dance,electronic
ウルトラセブンの宇宙船の飛ぶときの音という認識だ。
11./1621.
Jawbreaker 2019
Injury Reserve feat. *Rico Nasty
Arizona/HipHop-group
*NY/rapper,SSW
トムが選ぶHipHopはやはりそれなりのオリジナリティを感じる。
12./1622.
The Sky has a Film 2020
Max de Wardener
UK/multi-instrumentalist
この絶妙に狂ったピッチを、なんとか解決したいと思う気持ちを5分間引っぱる。
13./1623.
Tuff Whisper 2016
GILA
Denver-US/base&electronic
The Prodigyが在籍するUKの老舗レーベルXL Recordingsからのプッシュ。アンダーグラウンドなムード満点のelectronicナンバー。
14./1624.
For Bass Clarinet 8.97
Rrose feat.*James Fei
US/techno,house
*台湾≯San Francisco/electronic,Contemporary
これをtechnoと言うには少々疑問が残るが、そのライン上にあると言われればそう理解するしかない。
15./1625.
Cantico dei drogati
Fabrizio De André
Italy/SSW
メロディがゲンズブールを思わせる。盛り上がるサビは独特の世界観。
16./1626.
Song I 2020
Jon Gibson
LA/drawn-music,minimal-music
スコットランドのバグパイプに似た感じで展開するミニマル音楽。同じことの繰り返しがあるから、違うパターンに行ったら「おぉっ!」って思う。
17./1627.
Zion Wolf Theme – Unfinished 2013
Jai Paul
London/SSW/electronic,pop
トムが欲するところはおそらく大衆的な美しいメロディじゃなく、リズムとそれに乗るメロディのうねり、一体感、そしてそれらのグルーヴのグッドなナンバー。そう思った。この曲もどこと言ってキャッチーなところはあまりないが、全体を貫くうねり、グルーヴがある。
18./1628.
We Had a Good Time
Bullion
Lisbon-Portugal/Alternative-Indie
ヴォーカルの声が違うがレディオヘッドの曲と言われても納得するナンバー。*Added album
19./1629.
Heliconia
Kelly Moran
Brooklyn-NY/multi-instrumentalist/borderless‐genre
プリペアド・ピアノと呼ばれる、グランドピアノの弦に物を乗せたり挟むことで音色や響きを変化させる奏法が用いられている。刺激的。
20./1630.
Papi I Missed U
JPEGMAFIA
Maryland-US/rapper,singer
この幻想的でクールなバックトラックにおそらくトムは魅かれたんだろう。オルガンパッドの魅惑的なサウンドとベースの効果的なグリッサンド。ハイセンスだ。
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