
一人でバンドを凌駕する。ジャック・ガラットのルーパーを駆使した演奏とソングライティングの凄み
ジャック・ガラットは、現代の音楽シーンにおいて際立った個性を放つ英国・バッキンガムシャー出身のマルチ奏者、シンガーソングライターである。
2016年に「BBC Sound of 2016」やブリット・アワードの「クリティックス・チョイス賞」を総なめにし、その卓越した才能を世界に証明した。
彼の最大の特徴は、一人ですべての音を操る驚異的なパフォーマンス能力にある。ステージ上ではルーパー、ドラムパッド、キーボード、そしてエレクトリックギターを自在に操り、緻密に構築されたエレクトロニック・サウンドと肉体的な熱量を融合させる。その楽曲制作は、繊細なファルセットが響く静寂から、重厚なオーケストレーションが炸裂する高揚感まで、劇的なダイナミズムを内包している。
デビュー時から一貫して、従来のポップスの枠組みを更新し続ける革新的なアプローチを提示しており、リズムのタメや音の空白を活かした独自のグルーヴは、後進のアーティストにも多大な影響を与えた。
ソウルフルな歌声と最先端のデジタル技術を完璧な均衡で共存させる彼の音楽は、時代を経ても色褪せない普遍的な強度を持っている。聴き手の感情を揺さぶる深い精神性と、緻密な計算に基づいた構築美が、彼の芸術性を稀有なものとしている。
▼ストリーミング記録
2026.02..現在/as of 2026.02
01.
★☆☆
Coalesce (Synesthesia Pt.Ⅱ)2016
サビのサウンドメイクがもう4年も前なのに今でも斬新、細かなリズムが加わっていくあたりもカッコいい。
02.
★☆☆
Weathered 2016
厳粛な賛美歌風のイントロをセットされたミディアムバラード。優しいメロディが展開するが、2コーラス目からは個性的なギターが入り、いろいろな仕掛けが繋がる。技の多さ、引き出しの多さを物語る作品だ。
03.
★☆☆
Suprise Yourself 2016
いきなりのファルセット、のミディアム・ナンバー。サビははelectronic-orchestration。
04.
★☆☆
My House Is Your Home 2016
思いっきり展開を期待させられるピアノの単音で始まるゴスペル・バラード。中盤からはどうなるかと思いきや、レイ・チャールズのジョージアの雰囲気でゴージャス。ピアノのタッチもあえて二ナ・シモン風にしているところが凄い。
05.
★☆☆
I Couldn't Want You Anyway 2016
ボン・イヴェール風のだが、うっすらとR&Bが香るのはドラムのタメでしょうか? おそらくビリー&フィニアスにも影響を与えているだろうナンバー。
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06.
★☆☆
Worry Remixes 2016
feat.Anderson Paak
ドラムのスネアのタメが微妙なグルーヴを出している。サビ前の無音の1小節なんて最高にカッコいい。ここでもアンダーソンとジャックのelectronic-approachの絡みが◎
07.
★☆☆
Worry *CHINAH Remix 2016
feat.CHINAH
↑のアンダーソン・パークとのコラボと同じ曲だが、CHINAHのアンビエントさが比較的重い感じで展開。CHINAHの紅一点ファイングリンドヴァッドのコーラスとジャックのファルセットの絡みあたりはエキサイティングだ。*Added CHINAH album
08.
★☆☆
Far Cry 2016
feat.Little Simz
ケンドリック・ラマーから「いまこのシーンで最も優れたラッパー」とお墨付きらしいLittle Simzのラップパートがエキサイティングだ、Jack Garrattのelectronicとのシンクロがマジでスリリング。
09.
★☆☆
Time 2020
アルバムの1曲目、ゲーム風シンセ音が貫く中、いい音のギターフレーズが決まってる。美しいフックが入ると同時にゲーム音が消えるあたりセンスです。スリリングなナンバーです、ドラムはフィルコリンズ風。エンディングに向けてさらにゴキゲン。
★☆☆
Get In My Way 2020
出ましたピッチ外しギター、やはりみんな気になるようですね。確かに気を引くことができるサウンドだ。サビははelectronic-orchestration。中盤にピアノ中心のカムダウンがあって盛り上がっていく。エンディングもカッコいい。
11.
★☆☆
She Will Lay My Body On THe Stone 2020
このバラードはしっかりとスティーヴィー・ワンダー節のゴスペル風バラード。ピアノだけで歌ってます。Like It
12.
★☆☆
Old Enough 2020
しっかり練られたイントロから、サウンドが個性的なギターをバックに展開するミディアムバラード、後半にあるサビ前ではスコットランド民謡を意識したかのようなフレーズでelectronic-orchestration。仕掛けもいろいろあります。
13.
★☆☆
Only The Bravest 2020
アルバムのラストナンバー、コーラスパートの考え方の一手がある。エンディングにかけてインサートされているのは結婚式らしきスピーチ、ジャックの結婚式でしょうか?
アナログを買おう!
リンク
Love, Death & Dancing 2020 [12 inch Analog] jack garratt14.
★★☆
Only The Bravest - Live At Unwound Studios 2021
ライブナンバーはあまり取り上げないんだけど、これはあまりにも素晴らしいので。カウントアップしました。シンプルにピアノだけで歌い上げています。音も少なめ、サビでは熱くなっていますが超クールナンバー。深夜の酒の友に◎
15.
★☆☆
Hands Go Up 2023
もうただただアクセントなしのブレイクのところに★★★
16.
★☆☆
Catherine Wheel - Alternate Version 2025
イントロのアコギのストローク、そしてサウンドと大好きなスタイルだ。要所で入るペットも実に素晴らしい。アコギの倍音にシンセを同期させてるのかな、心地よすぎ
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