MIG2019.10



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Justin Timberlake
Justified 2002

❷アコギのカッティングと乾いたスネアが◎
1曲以外はどれもマイケル・ジャクソンのために書かれた作品。今聴いてみると確かにマイケルが歌ってるイメージがわく。

マイケルのマネージャーが「あのさ、マイケルはああいうやつが欲しいんじゃないんだよ。あんたがノリエガ(N.O.R.E.)にあげてるようなやつが欲しいんだ」と。おそらく「Superthug/1998」をピンポイントで欲しがっていたとファレルは明かしている。


Superthug 1998
N.O.R.E



ファレルは故プリンスにも楽曲提供しようとしていたと述べ「Frontin’/2003」は実はプリンスのために書いたものだったと語った。


Frontin'(f.Jay-Z) - Club Mix 2003
Pharrell Williams

「確か彼にはちょっと違うヴァージョンを書いたと思う。気に入ってもらえなかった」とファレルは振り返っている。




相手のスタイルを分かりきっているという才もあからさまにすることは良し悪しだ。「俺がつくるような曲ならいつでもお前はつくれるというのか?」と相手に思われてしまう可能性があるからだ。

マイケルに関しては、マイケルはマイケル風が欲しいわけじゃなく、ファレルとノリエガ(N.O.R.E.)がスパークしていた「Superthug」の感性をモノにしたかったはず。

よくよく考えてみれば、マイケルは自分の殻を常に破りたかったという考えがあったということでしょう。


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