Drive-By Truckers

アメリカの国旗
ルーツミュージックの深さと、ストレートなロックのカッコよさ|サザン・オルタナ・カントリー

ジョージア州アセンズを拠点とするDrive-By Truckersは、オルタナティヴ・カントリーとサザンロックの枠を超え、ストーンズの持つワイルドなグルーヴを極限まで野太く、ダーティにしたサウンドを特徴とするバンドだ。

特に魅力的なのは、リズムセクションが生み出す大蛇のようにうねる強烈なグルーヴと、エッジの効いたギターワークである。単なるカントリーやブルースに留まらない、魂を揺さぶるようなビート感と、ポエトリー・リーディングを交えたストーリーテリングが、彼らの音楽に深いムードと臨場感を与えている。

代表作『Southern Rock Opera』では、サザンロックというジャンルの歴史と向き合い、その中で彼ら自身のアイデンティティを確立した。アコースティックな温かさとタイトなロックビート、そしてルーズでありながら聴く者を魅了するリズムの入り方が、彼らの個性的な味わいを形作っている。

2010年代以降も「The KKK Took My Baby Away (Ramonesカバー)」など、パンク的なニュアンスを取り入れながら進化を続けており、常にロックの王道を自らのやり方で爆走し続ける希有な存在だ。彼らの音楽は、ルーツミュージックの深さと、ストレートなロックのカッコよさを同時に求めるリスナーにとって、まさにグレイトな体験をもたらすだろう。


▼ストリーミング記録



2025.12.現在/as of 2025.12.

01.

★☆☆
The Tough Sell 1998
リズムが大蛇のようにうねって、ヴォーカルはダーティなカッコよさ。

02.

★☆☆
Buttholeville 1998
リズムの奥底にやはり何かが潜んでる。グレイトなグルーヴだ。


03.

★☆☆
Too Much Sex (Too Little Jesus) 1999
跳ねた感じのリズムが気持ちいいカントリーナンバー。サビがいい◎

04.

★☆☆
Mrs.Dubose 1999
単なるドブロ・ブルースじゃない、3分あたりから弾けまくるビート感。ここでも彼らの持ち味のうねりがかっこいい。


05.

★☆☆
The Southern Thing 2001
ミディアムロックナンバー。韻を踏むヴォーカルがリズミカルでミディアムを感じさせない。エッジの効いたギターも◎




06.

★☆☆
The Three Great Alabama Icons 2001
期待感が膨らむイントロから序盤の展開、どう来るか? ポエトリー・リーディングスタイルのヴォーカルだ!ムードメイクバッチリ

07.

★☆☆
Moved 2001
ツェッペリンのようなムードがある。繊細なカッコよさ、臨場感を味わえるミックスも今では逆に刺激的。彼らは16トラックのオープンリール・テープレコーダーで録音しているという。

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Southern Rock Opera [12 inch Analog] / Drive-By Truckers

08.

★☆☆
Everybody Needs Love 2011
アコギストロークの心地いいミディアムナンバー、オルガンも◎だ。後半盛り上がるサビも素晴らしい、Like It。

09.

★☆☆
Mercy Buckets 2011
ストーンズのようなアレンジだがうねりがトラッカーズの方が強烈だ。一つ間違えばモタってるとも言われそうだが。


10.

★☆☆
The Living Bubba 2011
アコギのストロークから始まる、何か所かピークアウトもそのまま録音されてるが、それも味わいだ。リズムの入り方がルーズだが気持ちいい。聴いてると体がついつい動く。


11.

★☆☆
Thoughts and Prayers 2020
タイトなリズムがアコギと一体となる。以前のナンバーたちとビート感が少し変わったか?悪くはないけど好みは分かれるところだ。アルバムジャケ写Like It。


12.

★☆☆
The Perilous Night 2020
どことなくスカのリズムにも思える、ヴォーカルも冴え冴えだ。クラッシュも感じるなぁ

13.

★☆☆
The KKK Took My Baby Away 2020
やはりパンキーなニュアンスを出してると思ったらラモーンズのナンバーだった。



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New Ok -Coloured- [Analog] / Drive-By Truckers



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