Morrissey

イングランドの国旗
ボーカリスト・モリッシー、甘美な歌声が紡ぐスローバラードとアコースティックの真髄|甘い声の魅力は年を重ねるごとにいい

モリッシーは、イギリス・マンチェスターが生んだ現代音楽界で最も重要なボーカリストの一人である。1980年代に伝説的バンド、ザ・スミスのフロントマンとして彗星のごとく登場した。彼は、社会の周縁に生きる人々の孤独や繊細な感情を射抜く詩の世界を構築し、英国のポップ・ミュージックに文学的な深みをもたらした。

1988年のソロ転向後も、その創造性は衰えるどころか、年を重ねるごとに艶を増す甘美な歌声とともに進化を続けている。彼の楽曲の核を成すのは、精緻に組み上げられたアコースティック・ギターの響きと、聴き手の心に深く沈み込むスローからミディアム・テンポのバラードである。そこには、エルヴィス・プレスリーを彷彿とさせるクルーナー・ヴォイスの魅力が凝縮されている。

長年の活動において、Qアワードでの「アウトスタンディング・コンリビューション(傑出した貢献賞)」をはじめ、数々の権威ある音楽賞を受賞。アイヴァー・ノヴェロ賞においてもその作詞能力は高く評価されている。

特定の流行に左右されないその音楽性は、普遍的な価値を持つ。モリッシーが紡ぐ旋律と耽美な世界観は、時を経ても色褪せることなく、新たな世代のリスナーを魅了し続ける。

私は彼の持ち味はスロー~ミディアムバラードにあると思う。アコギの使い方も素晴らしい


▼ストリーミング記録



2026.03.現在/as of 2026.03.

01.

★☆☆
Everyday Is Like Sunday 1988 - 2011 Remaster
浮遊感のあるミディアムナンバー、ロキシーミュージックのムードもある。UKロックの一つの色と言えるナンバー。

02.

★☆☆
Diai-a-Cliche 1988 - 2011 Remaster
アコギのストロークで展開する優しいメロディのミディアムナンバー。


03.

★☆☆
Why Don't You Find out for Youeself 1994 2014 Remaster 
叩きつけるようなアコギのストロークで展開するミディアムアップナンバー。

04.

★☆☆
Used to Be a Sweet Boy 1994 2014 Remaster
メロディラインが美しいワルツ風なミディアムバラード。空間サウンド処理がドリーミーで◎、ここでもアコギがいい仕事をしている。


05.

★☆☆
Reader Meet Author 1995
この人のヴォーカルはワイルドさはあまりなく、このナンバーもバックはしっかりロックなんだが、その中で独特のクールさを保つヴォーカルは好き嫌いがはっきりしそう。後半に登場するストリングス◎





06.
★☆☆
Best Friend On the Payroll 1995
Everyday Is Like Sundayに代表されるムードのナンバー、曲の展開がポップで◎


07.

★☆☆
Trouble Loves Me 1997
曲だけを聴いていると、モリッシーはこの感じのバラードナンバーで魅力を発揮する気がする。甘い声が時としてプレスリーを思わせる。中盤からのドラムインもライブできっと◎


08.

★☆☆
Deer God Please Help Me 2006
ガットギターのアルペジオにオルガン。伸びやかな声がいいバラード。


09.

★☆☆
All You Need Is Me 2009
エッジの効いたベースと、歪ギターのアップチューン。選んだ中での一番のロックテイク。ベースいいねー。


10.

★☆☆
All the Young People Must Fall in Love 2017
シンプルなドラムにアコギのストロークとハンドクラップで始まる。ミディアムナンバー


11.

★☆☆
Once I Saw the River Clean 2020
シャッフルのグルーヴ感が◎


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